アゼトウナ

アゼトウナ
三重県志摩市にて(2019年12月19日撮影)
アゼトウナ、三重県志摩市にて、2019年12月撮影
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : キキョウ類 campanulids
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: アゼトウナ属 Crepidiastrum
: アゼトウナ C. keiskeanum
学名
Crepidiastrum keiskeanum (Maxim.) Nakai
和名
アゼトウナ

アゼトウナ(畔唐菜、畔冬菜、学名Crepidiastrum keiskeanum)は、キク科アゼトウナ属に分類される多年草の1種。種小名は植物学者伊藤圭介への献名

分布

伊豆半島から西の太平洋岸に分布する。

特徴

冬場でも比較的暖かい海岸の岩場に生える。岩の隙間に根を下ろし、太く短い茎はその表面を少し這って株を作る。葉は茎の先端にロゼット状につき、倒卵形でやや肉質であり、ふちが浅くギザギザになっている。側枝を出して立ち上がり、高さは10cmほどになる。花期は8-12月で直径1.5cmほどの黄色い花を枝先に咲かせる。

琉球列島の海岸にはよく似たホソバワダン (C. lanceolatum (Houttuyn) Nakai) が生える。花が一回り小さく、根出葉がよく発達する。

参考文献

  • 林弥栄、平野隆久『野に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年、101頁。ISBN 978-4-635-07001-0。 
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