アンリ・ビヴァ
アンリ・ビヴァ Henri Biva | |
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生誕 | 1848年1月23日 フランス,パリ |
死没 | 1929年2月2日 フランス,パリ |
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アンリ・ビヴァ(Henri Biva、1848年1月23日 - 1929年2月2日)はフランスの画家である。写実的な風景画で知られる。「バルビゾン派」の画家の一人とされることもある。
略歴
パリで生まれた。父親のシャルル・ビヴァ(Charles Biva:1821-1884)は ミュルーズ生まれの、デザイナーで壁紙の会社を経営した人物で、弟のポール・ビヴァ(Paul Biva :1851–1900) も画家になった.[1]。パリのエコール・デ・ボザールでアレクサンドル・ノザールやレオン・タンツィに学んだ。私立美術学校のアカデミー・ジュリアンでも学び、ウィリアム・アドルフ・ブグロー、ジャン=ジョセフ・バンジャマン=コンスタン、ジュール・ジョゼフ・ルフェーブルに学んだ。
1870年代時からサロン・ド・パリに出展し、1900年からはフランス芸術家協会展や、サロン・ド・イベール(Salon d'hiver)に出展した。1900年のパリ万国博覧会の展覧会で同メダルを受賞した[2]。
静物画や風景画を描き、19世紀末に流行した絵葉書の原画に多く採用された。
1900年にレジオンドヌール勲章(シュバリエ)を受勲した[3][4]。
作品
- 「花瓶にいけた菊とバラ
- 井戸の近くの花
- 夏の日の湖
- 春の川の風景
- 川辺の風景
- ゆりの池
- 春
- 静かな湖
参考文献
- Jesse Russel, Henri Biva, Book on demand, 1999, ISBN 5514737446