オーシギン・ウブリーン遺跡

オーシギン・ウブリーン遺跡モンゴル語: Уушгийн өврийн буган хөшөө)はモンゴルフブスグル県ムルン(en:Mörön (city))近郊に位置する遺跡

概要

オーシギン・ウブリーン遺跡あるいはオラーン・オーシグ遺跡と呼ばれる。オラーン・オーシグ山の麓にある3500年前から4000年前ごろの遺跡で、14本の鹿石、人面や太陽装飾品の彫られた石柱生贄祭壇がある[1]

ソ連時代に報告されていると同時に、日本の調査隊が発掘調査をしたこともある遺跡である[2][3]

文献・参考

  • 騎馬遊牧民文化の起源と発展の研究(文化遺産コンソーシアム)
  • 高濱秀林俊雄・川又正智・松原隆二・D. エルデネバータル「Preliminary Report of the Archaeological Investigations in Ulaan Uushig I (Uushigiin Övör) in Mongolia」『金沢大学考古学紀要』28号、2006年CiNii

出典

  1. ^ 地球の歩き方モンゴル 2007-2008年版』ダイヤモンド社、2007年。 
  2. ^ 日本隊の調査は金沢大学から英文で報告が出ており、鹿石などを写真でみることができる
  3. ^ 下記書籍表紙などにしばしば遺跡写真が使われている(『ユーラシアの大草原を掘る』2020年。ISBN 9784585227045。 )