クロリン
「塩素」とは異なります。 |
クロリン | |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 2683-84-3 |
PubChem | 65106 |
ChemSpider | 58616 |
ChEBI |
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特性 | |
化学式 | C20H16N4 |
モル質量 | 312.36784 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
クロリン(英: chlorin)は、大員環化合物の複素環式芳香族炭化水素である。核は、3つのピロールと1つのピロリンが4つのメチン基で繋がった構造を持つ。クロリンは大きな芳香環であるが、ポルフィリンとは異なり、環の外周全体でみると芳香族性をもたない。
マグネシウムを含むクロリンは、クロロフィルと呼ばれ、葉緑体の中心となる光感受性色素である。
大員環の構造となる2つのピロールと2つのピロリンでできた関連化合物は、バクテリオクロリン及びイソバクテリオクロリンと呼ばれる[1]。
その光感受性のため、クロリンは、光線力学療法の感光剤として用いられる。
関連項目
- テトラピロール
- コリン
出典
- ^ “ChEBI”. pp. isobacteriochlorin (CHEBI:52583) (June 16, 2009). 1 February 2012閲覧。