ジャンフランコ・ロージ
綴りが同じであるボクサーの「ジャンフランコ・ロッシ」とは別人です。 |
ジャンフランコ・ロージ Gianfranco Rosi | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
生年月日 | (1964-11-30) 1964年11月30日(59歳) | ||||||||||||||||
出生地 | エリトリア アスマラ | ||||||||||||||||
職業 | 映画監督、撮影監督、映画プロデューサー、脚本家 | ||||||||||||||||
ジャンル | ドキュメンタリー | ||||||||||||||||
| |||||||||||||||||
テンプレートを表示 |
ジャンフランコ・ロージ(Gianfranco Rosi,1964年11月30日-)は、イタリアの映画監督、撮影監督、映画プロデューサー、脚本家である。
来歴
エリトリア・アスマラで生まれる。エチオピア・エリトリア国境紛争の際、13歳だった彼は両親をエリトリアに残してイタリアへと移る[1]。若年期にローマやイスタンブールで過ごした後、20歳の時にニューヨーク州に移り、ニューヨーク大学の映画学部に通った[1]。
1993年に『Boatman』で映画監督としてデビューし、サンダンス映画祭、ロカルノ国際映画祭、トロント国際映画祭、アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(英語版)などで上映された。2008年の『Below Sea Level』により第65回ヴェネツィア国際映画祭でオリゾンティ・ドック賞を獲得した[2]。
2013年には『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』が第70回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映され、ドキュメンタリー映画として初の金獅子賞を受賞した[3]。
フィルモグラフィ
- Boatman (1993) 監督
- Below Sea Level (2008) 監督・製作・撮影
- El Sicario, Room 164 (2010) 監督・脚本・製作・撮影
- 『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』 Sacro GRA (2013) 監督・撮影・音響
- 『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』 Fuocoammare (2016) 監督・脚本・製作・撮影[4]
- 『国境の夜想曲』 Notturno (2020)[5]
- 『旅するローマ教皇』 In Viaggio (2022)[6]
参考文献
- ^ a b Piero Cinelli (8 September 2013). “Sacro Gra: un Leone ‘sorprendente’”. Primissima. http://www.primissima.it/cinema_news/scheda/sacro_gra_un_leone_sorprendente/ 8 September 2013閲覧。
- ^ “Orizzonti verticali”. Il Sole 24 Ore. (28 July 2010). http://cinema.ilsole24ore.com/film-brevi/2010-07-28/orizzonti-verticali-00016174.php?uuid=AYpD3BCC 8 September 2013閲覧。
- ^ Ide, Ella. “Italian documentary 'Holy GRA' wins Venice Golden Lion”. Fox News. 8 September 2013閲覧。
- ^ “映画『海は燃えている』公式サイト”. 映画『海は燃えている』公式サイト. 2023年8月15日閲覧。
- ^ “『国境の夜想曲』公式サイト”. 「国境の夜想曲」. 2023年8月15日閲覧。
- ^ “『旅するローマ教皇』 公式サイト”. www.bitters.co.jp. 2023年8月15日閲覧。