デイ・アウト・ウィズ・トーマス

デイ・アウト・ウィズ・トーマス (Day out with Thomas) は、イギリス子供向け番組きかんしゃトーマス』の世界観を演出する観光イベントHIT社によってライセンス登録されている。

トーマスレプリカ)が走る イーオンバレー鉄道
イングランド南東部の保存鉄道ウォータークレス線(英語版)アレスフォード駅(英語版)で停車中のトーマス
イーオンバレー鉄道ミットン駅にて停車中のトビー
バージニア州でのトーマス
オンタリオ州のイベントで来場客に囲まれるトーマス
実物の蒸気機関車にお面を付けたパーシー(イギリスでのイベント)
大井川鐵道の「きかんしゃトーマス号

開催国

各国の状況

日本

詳細は「きかんしゃトーマス号」を参照

オーストラリア

  • オーストラリアでは、現地の鉄道博物館とコラボレーションすることがある。

オランダ

  • オランダでは、シンペルヴェルド鉄道と毎年10月にコラボレーションしている。

ニュージーランド

  • ニュージーランドでは、オークランド南部で行われている。

イギリス

  • イギリスはやはり群を抜いて多いのが特徴であり、クレソンライン、スランゴスレン鉄道、スパバレー鉄道、東ランカシャー鉄道といった様々な鉄道[2]ともタイアップしている。日本でも特別番組として『きかんしゃトーマスとイギリスのたび』、『Pちゃんのハロートーマス&ジェームス』、『きかんしゃトーマスのヒミツ旅』で取り上げられた。

アメリカ合衆国・カナダ

  • アメリカ合衆国には合計7台のトーマスがあり、うち1台は「本物」の蒸気機関車であり、残りの6台は無動力のダミーロコである。いずれもストラスバーグ鉄道(英語版)で製造または改造された[3]
  • 7台のうち2台は狭軌であり、残りの5台が標準軌となっている。
  • 無動力機は通常、編成の後部に蒸気機関車またはディーゼル機関車を連結させて後押しさせる形で運転される。
  • トーマスの汽笛は列車の圧搾空気システムによって動作する。
  • アメリカ中の多くの鉄道博物館や観光鉄道(保存鉄道)が毎年"Day out with Thomas"を催している[4]
  • カナダのブリティッシュコロンビア州アルバータ州オンタリオ州でもこれらの機関車が用いられている。
  • ウィスコンシン州グリーンベイのアメリカ国立鉄道博物館はこの催しをアメリカで行った最初の博物館であり、1996年12月、トーマスの小さなレプリカを披露した。2014年9月には、パーシーのフルスケールの無動力レプリカを製造した。
  • 日本でも英国と同様に特別番組として『トーマス&コニーちゃん ワンダフルアメリカンジャーニー』で取り上げられた。

脚注

  1. ^ この時は戸田恵子が歌う『ぼくはきかんしゃトーマス』という歌がBGMとして使われたことがあった。
  2. ^ 保存鉄道が圧倒的に多い。
  3. ^ 同鉄道は映画『きかんしゃトーマス 魔法の線路』のロケでも使われた保存鉄道である。
  4. ^ “Day Out With Thomas”. TicketWeb. 2016年5月19日閲覧。

関連項目

原作
原作絵本
テレビシリーズ
原作・テレビ共通
キャラクター
関連項目
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