ドンスコイ
この項目では、ネコの品種について説明しています。その他の用法については「ドンスコイ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
ドンスコイ | |
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原産国 | ロシア |
別名 | ドン・スフィンクス、ドン・ヘアレス |
ドンスコイ(英: Donskoy)は、ネコの品種のひとつ。ロシア起源で、スフィンクスと同様、無毛のネコである。ドン・スフィンクス、ドン・ヘアレスとも呼ばれる。この品種は、1987年にロシアのロストフ・ナ・ドヌで、ブリーダーのエレーナ・コバレワによって発見された無毛のネコが起源である。スフィンクスとの違いは、スフィンクスの無毛が劣性遺伝によるものであるのに対し、ドンスコイの無毛は優性遺伝によるものである。
特徴
平均体重は2.5kg~4.0kgで、筋肉質の体つき、大きな耳、アーモンド形の目、水かきのある足が特徴である。ネコの中では例外的に体中に汗腺を持ち[1]、全身に汗をかく。被毛のタイプは「ラバーボールド」、「フロックド」、「ベロア」、「ブラッシュ」の4種で、「ブラッシュ」以外はすべて無毛であるが、「ブラッシュ」も生後3年ほどで毛が抜け落ちて無毛になる。冬には胸と尾の先に毛が生える。
無毛のため皮膚病にかかりやすく、日焼けもしやすいため、基本的には室内飼いをすべき品種である。性格は穏やかで人懐こく、好奇心旺盛だが飼い主の言うことはよく聞く賢さを持つため、飼いやすい品種といえる。
注釈
- ^ ネコは通常足の裏にしか汗腺を持たない。
参考文献
- 猫のドンスコイの性格、体重や被毛の特徴は?寿命や病気、歴史は?
- ドンスコイってどんな猫?性格や特徴からしつけ方まで解説!
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