ピストルオペラ

ピストルオペラ
Pistol Opera
監督 鈴木清順
脚本 伊藤和典
出演者 江角マキコ
山口小夜子
韓英恵
音楽 こだま和文
撮影 前田米造
配給 松竹
公開 日本の旗 2001年10月27日
上映時間 112分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ピストルオペラ』は 2001年公開の日本映画。監督は鈴木清順で、主演を江角マキコが務めた。上映時間112分。製作発表時点のタイトルは『殺しの烙印 ピストルオペラ』だった[1]

1967年の『殺しの烙印』の後日談と呼ばれる“極彩色のフィルム・ノワール”[2]。全編にちりばめられたアーティスティックな映像が特徴的。第58回ヴェネツィア国際映画祭アウト・オブ・コンペ部門正式招待作品。同映画祭では「偉大なる巨匠に捧げるオマージュの盾」を受賞。キャッチコピーは「ミンナ、オダブツ!」。

ストーリー

拳銃を「あたしの男」と呼ぶ、殺し屋組織「ギルド」のNO.3である皆月美有樹(通称:野良猫)は、ある日組織の代理人から殺しの依頼を受ける。しかし連絡の行き違いから、美有樹は別の幹部を殺してしまう。やがて組織のNO.1である百眼の殺しを依頼された美有樹だが、誰も百眼の顔を知らず、美有樹自身も一向に姿を見せない百眼に追いつめられていく。

スタッフ

キャスト

  • 森下能幸:殺し屋NO.9
  • 木村慶太:ボディーガードNO.1
  • 鈴木康介:ボディーガードNO.2
  • 藤井かほり:明石町の女
  • 上野昻志:和服の男
  • 城戸光晴、原田悦嗣:とび職人
  • 鈴木重男:宅配便屋
  • 茂木香、背戸口里絵:尼僧
  • 成田裕介、阿部能丸、高橋洋、島田元:亡霊
  • 神田裕司:拳銃の声
  • 東大路昌弘、森田優一、西山隆行:剣劇の役者
  • シンゴ&アスカ ダンシングチーム:ダンサー
  • Sal Vanilla:白塗りの男
  • 加藤治子:折口静香
  • 沢田研二:東京駅の男(殺し屋No.2)
  • 平幹二朗:花田五郎(元殺し屋No.1)

公開

2001年10月27日、松竹系公開。

脚注

  1. ^ “『殺しの烙印 ピストルオペラ』製作発表記者会見”. 松竹. 2024年6月27日閲覧。
  2. ^ “テレビ東京 CINEMA STREET / ピストルオペラ”. テレビ東京. 2024年6月27日閲覧。

外部リンク

  • ピストルオペラ - IMDb(英語)
鈴木清順監督作品
1950年代
  • 港の乾杯 勝利をわが手に(1956年)
  • 海の純情(1956年)
  • 悪魔の街(1956年)
  • 浮草の宿(1957年)
  • 8時間の恐怖(1957年)
  • 裸女と拳銃(1957年)
  • 暗黒街の美女(1958年)
  • 踏みはずした春(1958年)
  • 青い乳房(1958年)
  • 影なき声(1958年)
  • らぶれたあ(1959年)
  • 暗黒の旅券(1959年)
  • 素っ裸の年令(1959年)
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
  • 夢二(1991年)
  • 結婚(1993年)
2000年代