マツモトキヨシ九州販売

株式会社マツモトキヨシ九州販売
Matsumotokiyoshi kyusyuhanbai Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証JQ 2718
2004年12月 - 2010年3月29日
略称 MK九州、マツキヨ九州
本社所在地 日本の旗 日本
812-0018
福岡県福岡市博多区住吉2丁目2-1
スクエア博多イースト9F
設立 1984年8月13日
業種 小売業
法人番号 5340001004192 ウィキデータを編集
事業内容 ドラッグストア
代表者 渡邉孝男(代表取締役社長)
資本金 3億5,221万円
売上高 連結246億3,426万円
(2009年2月期)
純利益 23億5955万7000円
(2022年03月31日時点)[1]
総資産 184億1927万2000円
(2022年03月31日時点)[1]
従業員数 908名
決算期 2月末
主要株主 マツモトキヨシグループ 100%
関係する人物 百﨑栄一(前取締役会長)
外部リンク 株式会社マツモトキヨシ九州販売
特記事項:
鹿児島営業所(鹿児島県鹿児島市東開町8-8)
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株式会社マツモトキヨシ九州販売(マツモトキヨシきゅうしゅうはんばい)は、鹿児島県を中心として九州地区・沖縄県山口県ドラッグストアのチェーン店を運営する企業で、マツモトキヨシグループの完全子会社である。

概要

2012年4月にマツモトキヨシから沖縄県を除く九州地区と山口県の店舗を継承するとともに、ミドリ薬品から商号変更した。当初の出店戦略では都市部の繁華街では「マツモトキヨシ」、住宅地では「ミドリ薬品」の屋号を使い分けるとしていたが[2]、商号変更後は「マツモトキヨシ」の屋号で新規出店が行われており、これまで「ミドリ薬品」として営業していた店舗の一部を改装に伴って「マツモトキヨシ」に屋号変更した店舗も見られるようになったことで、「ミドリ薬品」の店舗数は縮小傾向となっている。これにより、福岡県・熊本県・宮崎県では「ミドリ薬品」の店舗が無くなり、「マツモトキヨシ」への統合を完了している。

大和リースが運営するフレスポ[注 1]JR九州ビルマネジメントが運営するえきマチ1丁目[注 2]など、商業施設への出店も行われている。

沿革

  • 1977年(昭和52年)3月 - 有限会社東洋産業として設立。資本金は1,000千円。本社は鹿児島県鹿児島市船津町5-28。
  • 1982年(昭和57年)3月 - 社名を「有限会社ミドリ薬品」に変更。
  • 1984年(昭和59年)8月 - 株式会社に組織改編し、「株式会社ミドリ薬品」となる。資本金は8,000千円。本社は鹿児島県鹿児島市宇宿3丁目15-5。
  • 2001年(平成13年)10月 - 日本証券業協会へ店頭登録。
  • 2004年(平成16年)12月 - 日本証券業協会への店頭登録を取消。ジャスダックに株式上場。
  • 2006年(平成18年)2月2日 - 株式会社マツモトキヨシと業務・資本提携を締結。
  • 2007年(平成19年)
  • 2008年(平成20年)
  • 2009年(平成21年)11月13日 - 株式会社マツモトキヨシホールディングスが、TOB株式交換によってミドリ薬品の全株を取得し完全子会社とする予定であると発表。
  • 2010年(平成22年)
    • 3月29日 - 上場廃止。
    • 4月1日 - 株式会社マツモトキヨシホールディングスの完全子会社となる。
    • 6月25日 - 福岡県内では初となる「マツモトキヨシ」のフランチャイズ店舗(FC5号店)である「薬マツモトキヨシ フレスタ千早店(福岡県福岡市東区)」をオープン[注 5]
    • 8月2日 - 独自に展開していたポイントカードシステムをマツモトキヨシグループ共通のポイントカードシステムに移行。これにより、グループ会社のマツモトキヨシ(マツモトキヨシ東日本販売が運営する店舗及び当社運営のFC店を含む)・マツモトキヨシ甲信越販売(ドラッグマックス・ファミリードラッグ・中島ファミリー薬局)・トウブドラッグの各店舗でも利用可能となる(なお、従来のミドリ薬品ポイントカードを所持している方はカードの切替が必要。貯まっていたポイントは新カードへ自動移行され、今までどおり使用することができる)[注 6]
    • 10月30日 - 宮崎県内では初となる「マツモトキヨシ」のフランチャイズ店舗(FC6号店)である「薬マツモトキヨシ 宮交シティ店(宮崎県宮崎市)」をオープン[注 7]
    • 12月24日 - FC7号店「薬マツモトキヨシ 和田店(鹿児島県鹿児島市)」をオープン。
  • 2011年(平成23年)
    • 4月29日 - FC8号店「ドラッグストアマツモトキヨシ 上の原店(福岡県北九州市八幡西区)」をオープン。
    • 5月14日 - FC9号店「薬マツモトキヨシ フレスタ吉塚駅前店(福岡県福岡市博多区)」をオープン[注 8]
    • 5月28日 - 熊本県内では初となる「マツモトキヨシ」のフランチャイズ店舗(FC10号店)である「ドラッグストアマツモトキヨシ 玉名店(熊本県玉名市)」をオープン。
    • 6月11日 - FC11号店「ドラッグストアマツモトキヨシ コスモタウン種子島店(鹿児島県西之表市)」をオープン。
    • 7月16日 - 長崎県内では初となる「マツモトキヨシ」のフランチャイズ店舗(FC12号店)である「ドラッグストアマツモトキヨシ 四ヶ町店(長崎県佐世保市)」をオープン[注 9]
  • 2012年(平成24年)
    • 4月1日 - マツモトキヨシ直営店舗のうち、沖縄県を除く九州地区及び山口県の店舗を吸収分割で承継した上で「株式会社マツモトキヨシ九州販売」に商号変更[4]
    • 10月1日 - 本社を福岡県福岡市博多区住吉2丁目2-1 スクエア博多イースト9Fへ移転。旧本社は鹿児島営業所に変更。
  • 2019年(令和元年)8月10日 - 佐賀県内では初となる「マツモトキヨシ」の店舗である「ドラッグストアマツモトキヨシ フレスポ鳥栖店(佐賀県鳥栖市)」をオープン。
  • 2021年(令和3年)10月1日 - 経営統合によるグループ再編に伴い、親会社がマツモトキヨシグループへ変更。

出店地域

2023年(令和5年)5月現在、九州地区及び山口県に166店舗(マツモトキヨシ154店舗、ミドリ薬品12店舗)を展開している。「ミドリ薬品」は鹿児島県に6店舗、沖縄県に3店舗あり、残りは佐賀県・長崎県・大分県にそれぞれ1店舗ずつある。

なお、九州・沖縄地区での「マツモトキヨシ」のうち、沖縄県は地元食品スーパーのサンエーによるフランチャイズ運営のため、当社の店舗には含まれない。

所在地等の詳細はマツモトキヨシ公式サイトの店舗リスト(マツモトキヨシ九州販売運営のマツモトキヨシ店舗、ミドリ薬品店舗)を参照。

その他

脚注・出典

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 佐賀県の鳥栖、大分県の中津北春日浦、鹿児島県の国分が該当。なお、グループ会社のマツモトキヨシマツモトキヨシ甲信越販売マツモトキヨシ中四国販売にも「フレスポ」に出店している店舗がある
  2. ^ 福岡県の吉塚千早、佐賀県の唐津、長崎県の佐世保が該当。店名は「えきマチ1丁目吉塚店」のように、施設名の後に"駅"が付く。
  3. ^ 2011年9月頃に閉店。
  4. ^ 後に閉店し、現在は貸店舗。
  5. ^ 旧・ミドリ薬品 フレスタ千早駅店を改装。入居施設名の改称に伴い、現在は「薬マツモトキヨシ えきマチ1丁目千早駅店」となっている。
  6. ^ 現在はマツモトキヨシ東日本販売が運営するダルマ薬局、マツモトキヨシが運営するヘルスバンク、マツモトキヨシ甲信越販売が運営するシメノドラッグぱぱすが運営するどらっぐぱぱす、マツモトキヨシ中四国販売が運営するクスリのラブでも利用可能。
  7. ^ 現在は閉店
  8. ^ 入居施設名称の改称に伴い、現在は「薬マツモトキヨシ えきマチ1丁目吉塚駅店」となっている。
  9. ^ 旧・ミドリ薬品 四ヶ町店を改装。

出典

  1. ^ a b 株式会社マツモトキヨシ九州販売 第46期決算公告
  2. ^ “マツキヨ、九州の事業再編、ドラッグ店運営、ミドリに承継。”. 日経メッセ フランチャイズ・ショー (2011年11月16日). 2020年8月14日閲覧。
  3. ^ 「マツモトキヨシ、ミドリ薬品とフランチャイズ契約」『日本食糧新聞』2007年9月26日。2020年8月14日閲覧。
  4. ^ 『九州エリアの統轄に向けた当社連結子会社間での商号変更についてのお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社マツモトキヨシホールディングス、2011年11月11日。https://www.matsukiyococokara.com/news/archive/matsukiyo/pdf/8c1ed1eef566187fd8aad20b881fee04.pdf2021年10月2日閲覧 

関連項目

外部リンク

  • マツモトキヨシ九州販売|ドラッグストア マツモトキヨシ
 
ハピコムグループ
マツキヨココカラ&カンパニー
グループ
富士薬品グループ
サンドラッググループ
WINグループ
ニチリウグループ
 
その他
 
消滅・撤退
  • パワーズドラッグ(富士薬品子会社モリキに吸収)
  • ドラッグトマト・ポテトカンパニー(ツルハに吸収)
  • アルファ(富士薬品子会社の後、東北セイムスに統合)
  • シバタ薬品
  • ジャストドラッグ(富士薬品の子会社になった後、関東セイムス(ジャストドラッグの旧ライズ店舗はモリキに移譲)に統合、屋号は継続)
  • 篠田薬局(富士薬品に事業譲渡)
  • シブヤ薬局(bigドラッグを経営していたがセイジョーに吸収合併)
  • いわい(セイジョーに事業譲渡)
  • コーエイ(住商ドラッグストアーズと経営統合)
  • 東京エコー(破産)
  • 信陽堂薬局(ツルハにドラッグ事業譲渡した後破産)
  • クスリのカツマタ(住商ドラッグストアーズに事業統合)
  • 村山快哉堂
  • ウイング湘南(アイロムロハスに店舗譲渡)
  • 仁天堂(店舗をリバースに譲渡)
  • ドラッグマックス・健康家族(ドラッグマックスに吸収、現マツモトキヨシ甲信越販売)
  • 中島ファミリー薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • なかや(ウエルシア関東に経営統合)
  • ナガタ薬局(ウエルシア関東に吸収)
  • ドラッグフジイ(ウエルシア関東に吸収)
  • 薬のタムラ(富士薬品、後にモリキに事業統合)
  • くすりの寺田(ツルハに店舗譲渡)
  • 清水ドラッグストアー(倒産後サンドラッグが支援し太陽キャピタルとして経営 → サンドラッグ東海)
  • シーズアンドアーパス白沢ドラッグ東洋薬局(合併してジップドラッグ。屋号は存続)
  • レモン
  • 森山薬局
  • ドラッグストアキリン(東海セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • ホップスドラッグ(松ノ木薬品と合併)
  • 松ノ木薬品・神薬堂・マルゼン(ライフォートに吸収)
  • 関西薬品(共栄ファーマシーズに店舗譲渡)
  • 國廣薬品(セガミメディクスに吸収合併)
  • 笹岡薬局 ドラッグコスモ21(西日本セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • メディコ21(レデイ薬局と合併。屋号は存続)
  • くすりのありあけ(破産)
  • くすりのみよし(破産)
  • ABCドラッグ
  • 飯塚薬品(スギ薬局に吸収)
  • ニッショードラッグ(キリン堂に吸収)
  • 寺島薬局(ドラッグストア事業をウエルシア関東に事業譲渡、介護事業に特化してウエルシア介護サービスとなる)
  • スズラン薬局セイジョージップドラッグライフォート(セガミメディクスに吸収、現ココカラファインヘルスケア、各社の屋号は存続)
  • スパーク(ツルハに吸収)
  • モリス(ドラッグストア事業をモリスリテールに分社化した後、マツモトキヨシHDの子会社を経てマツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • コダマ(ココカラファインヘルスケアに吸収、屋号は存続)
  • 南天堂(破産)
  • ドラッグストアバイゴー(富士薬品に吸収、屋号は存続)
  • 倉持薬局(カワチ薬局に吸収、屋号は存続)
  • 高田薬局ウエルシア関西(ウエルシア薬局に吸収)
  • 関東セイムス(富士薬品に吸収)
  • ダルマ(マツモトキヨシ東日本販売に吸収)
  • イタヤマメディコ(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収)
  • ラブドラッグス(マツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • タキヤ(ウエルシア薬局に吸収)
  • CFSコーポレーション(ウエルシア薬局に吸収)
  • 杉浦薬品(マツモトキヨシに吸収)
  • トウブドラッグ(マツモトキヨシへ会社分割により承継、法人はマツモトキヨシファーマシーズに吸収)
  • リバース(ツルハに吸収)
  • かもめ(ツルハに事業譲渡した後清算)
  • ウエダ薬品(ツルハに吸収)
  • エスロード(東北セイムスに吸収)
  • ノザキ薬品(九州セイムスに吸収、屋号は存続)
  • ドラッグ・オゾン(スマイルドラッグに吸収)
  • ニュードラッグ(クリエイトエス・ディーに吸収)
  • キリン堂薬局(親会社に事業譲渡の上ザグザグのフランチャイズ化)
  • 弘陽薬局(マツモトキヨシに吸収)
  • コヤマ薬局(サンメディックに吸収)
  • クラフト(ドラッグストア事業をサクラドラッグとして分社化しツルハに譲渡)
  • 東北セイムス(モリキに吸収)
  • 一本堂(ウエルシア薬局に吸収)
  • ジュンテンドー(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 示野薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • スマイルドラッグ(富士薬品に吸収)
  • 上新電機(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 金光薬品(ウエルシア薬局に吸収)
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