ヨゼフ・ブルクネル
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ヨゼフ・ブルクネル(Josef Brukner、1932年2月15日 - 2015年1月14日)[1]は、チェコの著作家、翻訳家、脚本家。ピーセクに生まれ、プラハで死去した。
経歴
1951年にアビトゥーア(大学入学資格)を得て、プラハ芸術アカデミー映像学部(チェコ語版)で作劇法(英語版)を学び、1957年に卒業した。同年、児童文学を扱う国営出版社に入り、編集者となった。1972年にはチェコスロバキア作家出版(チェコ語版)の編集者となり、1992年からは、雑誌『Mateřídouška』(雑誌名は植物の「タイム」=イブキジャコウソウ属を意味する)の編集長となった。
作品
彼は、日常的なことをうたった詩を多く共作し、雑誌『Květen』(「5月」の意)に発表するとともに、ヨゼフ・ラダの作品について様々な文章や詩作を著した。自らの著作のほか、ポーランド語、ドイツ語、フランス語からの翻訳にも取り組んだ。また、フラーニャ・シュラーメク(チェコ語版)やヤロスラフ・ブルフリツキー(チェコ語版)といった作家たちの著作集の編集にもあたった。
ズデネック・ミレル(チェコ語版)が絵を描く「もぐらくん」絵本シリーズの一部のテキストも手がけており、『もぐらくん、ぼうけんだいすき』[2]、『もぐらくん、おはよう』[3]が木村有子により日本語に翻訳されている[4]。
脚注
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外部リンク
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