三谷研爾

三谷 研爾(みたに けんじ、1961年 - )は、日本のドイツ文学者大阪大学教授。 専門はドイツオーストリア文学中欧文化論。

略歴

京都生まれ。1984年大阪大学文学部独文科卒、1987年同大学院文学研究科博士後期課程中退、大阪府立大学助手、1990年講師、2000年大阪大学文学研究科助教授、2007年准教授、2008年教授。

2008年「世紀転換期のプラハ モダン都市の空間とその文学的表象」で阪大博士(文学)。妻はドイツ文学者の阪井葉子(1961-2017)。

著書

  • 『世紀転換期のプラハ モダン都市の空間と文学的表象』(三元社) 2010
  • 『境界としてのテクスト カフカ・物語・言説』(鳥影社) 2014 

共編

  • 『中欧 - その変奏』(平田達治監修、松村國隆, 金子元臣共編、鳥影社) 1998
  • 『ドイツ文化史への招待 芸術と社会のあいだ』(編、大阪大学出版会、阪大リーブル) 2007
  • 『コンフリクトのなかの芸術と表現 文化的ダイナミズムの地平』(圀府寺司, 伊東信宏共編、大阪大学出版会、叢書コンフリクトの人文学4) 2012

共編

  • 『中欧-その変奏』平田達治監修, 松村國隆,金子元臣共編 鳥影社、1998.6
  • 『ドイツ文化史への招待 芸術と社会のあいだ』 (阪大リーブル)編 大阪大学出版会,2007.10
  • 阪井葉子『戦後ドイツに響くユダヤの歌 イディッシュ民謡復』編、青弓社、2019.8
  • 『東欧文学の多言語的トポス』井上暁子編, 阿部賢一, 藤田恭子, 越野剛共著 水声社、2020.3

翻訳

  • マーク・アンダーソン『カフカの衣装』武林多寿子共訳、高科書店) 1997
  • ジークムント・フロイト『処女性のタブー 子供がぶたれる 1916-19年』家高洋, 吉田耕太郎共訳、岩波書店、フロイト全集16) 2010

参考

  • [ISBN 978-4-88303-264-8]
  • J-GOBAL
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