中村吉十郎

揚羽蝶

中村 吉十郎(なかむら きちじゅうろう)は、歌舞伎役者の名跡屋号は播磨屋。定紋は揚羽蝶、替紋は桐蝶。

  • 初代 中村吉十郎
    • 本名臼杵春一、1885-????。初代中村吉右衛門門弟。のち日活京都撮影所に入社、大正末期まで映画俳優として活動した。
    • 生涯中村吉十郎で通した。
  • 二代目 中村吉十郎
    • 本名臼杵春太郎、1907-1977。初代中村吉十郎の実子で初代と同じ初代中村吉右衛門門弟。
    • 中村吉三 → 二代目中村吉兵衛 → 二代目中村吉十郎
    • 実子は、元東宝演劇部プロデューサーで、森光子の「放浪記」などの制作を手がけた臼杵吉春(1939- )[1]。2009年より日本舞踊の宗家立花流顧問[2]

脚注

  1. ^ 臼杵吉春 (2014年9月3日). 加藤昭雄: “演劇界裏話” (PDF). 東京浅草中央ロータリークラブ週報. 2020年6月6日閲覧。 “私は、三代続いた歌舞伎俳優の長男として生まれ育ちました。父、二代目中村吉十郎は周囲からの意見に反し、私に役者修行(舞踊、音曲等の稽古事)をさせませんでしたが、それでも子役として少しだけ、歌舞伎の舞台に 立ちました。”
  2. ^ “宗家立花流について”. 宗家立花流. 2023年5月5日閲覧。
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