八丈町営バス(はちじょうちょうえいバス)は、東京都八丈町の八丈町企業課運輸係が運営する公営バスである。地方公営企業法は、1961年(昭和36年)6月1日から適用されている[1]。
概要
八丈島全島で路線バス、貸切バスを運行している。
路線バスは前乗り・中降りで、信用多区方式(乗車時に目的地を申告し運賃を支払う)を採用している。観光客向けに路線バスと八丈島温泉のフリーパス「BU・SU・PA(バスパ)」も販売されている[2]。
現行路線
坂上行き・坂下行き
- 神湊(かみなと) - 護神 - 町役場 - 八高 - 樫立温泉前 - 中之郷温泉 - 長楽寺 - 末吉 - 洞輪沢(ぼらわざわ)
- 上記右方向が「坂上行き」、左方向が「坂下行き」
- 中之郷温泉は一部の便のみ停車
- 洞輪沢へは一部の便のみ運転(それ以外は末吉止まり)
- ※コミュニティ便(2002年8月運行開始[3])も同時運行
永郷行き
- 町役場→三根永郷→大賀郷永郷→町役場→神湊→護神→八高→八重根→町役場→町立病院
- 町役場→八重根→大賀郷永郷→三根永郷→町役場
循環路線
- 町役場 - 八高 - 八丈島空港 - 護神 - 八丈島空港 - 八高 - 町役場
- 町役場 - 八重根 - 八丈島空港 - 護神 - 八丈島空港 - 八重根 - 町役場
過去の路線
定期観光バス
以下の全コースは2010年3月15日を以って廃止となった[4]。
- Aコース (島内一周)
- Bコース (坂上半日)
- 町役場→陣屋跡・玉石垣(車窓)→大坂トンネル(車窓)→服部屋敷(樫立踊りと八丈太鼓の実演)→黄八丈工房→八丈ガーデン→名古の展望→登龍峠→(昼食)
- Cコース (坂下半日)
- 底土→神湊→永郷→南原千畳敷→歴史民俗資料館→都立八丈植物公園→町役場
車両
ノンステップバス
- ※車体には八丈島を代表する八丈小島・八丈太鼓・ストレチアの花・為朝凧がラッピングされており、主にコミュニティ便と循環路線に就役する。
ツーステップバス
- 大型と中型がある。大型は都営バスからの移籍車で、塗り替えを行わずに使用している。
- UDトラックス(旧:日産ディーゼル)
- 三菱ふそうトラック・バス
貸切バス
関連項目
脚注
- ^ 総務省地方公営企業等
- ^ “バス乗り放題、4つの温泉で利用できる2日間フリーバスがさらに便利に”. 共同通信. (2020年8月4日). https://kyodonewsprwire.jp/release/202007302614 2024年4月27日閲覧。
- ^ [1] 南海タイムス 2002年4月5日(2010年7月11日閲覧)
- ^ さようなら定期観光 樫立踊り保存会が感謝を込めてコースめぐり 南海タイムス 2010年3月19日(2010年7月11日閲覧)
外部リンク
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