古河潤之助
古河 潤之助(ふるかわ じゅんのすけ、1935年(昭和10年)12月5日 - 2018年(平成30年)3月3日)は、日本の実業家。古河財閥4代目古河従純の長男で、創業者古河市兵衛から数えて5代目の古河家当主。元古河林業会長、元古河電気工業名誉顧問。妻は久邇宮朝融王の第5王女子・典子で、長男は古河潤一。
人物
東京府で古河従純の長男として生まれ。学習院幼稚園、学習院初等科、学習院中・高等科を経て、1959年3月、慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。1959年4月、古河電気工業入社。取締役、常務取締役、専務取締役を経て、古河電気工業株式会社代表取締役社長、会長[1]。社長時代には次々と新しい事業を興し、ルーセント・テクノロジーズの光ファイバ部門を買収、株価も史上最高の3500円を超えたが、ITバブル崩壊のあおりを受け、買収翌年の2002年度は1140億円の赤字に膨れ上がるなどし、事実上の引責辞任に至った。
2016年11月、旭日重光章を受章[2]。
2018年3月、誤嚥性肺炎のため82歳で死去。叙正四位[3]。
古河家歴代当主
脚注
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関連項目
外部リンク
- 先駆者たちの大地
- 訃報
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