墨字
墨で書かれた文字(ぼくじ)については「書道」をご覧ください。 |
墨字(すみじ)とは、紙に印刷または書かれた文字のこと。特に、視覚障害者の使用する「点字」に対して、点字ではない文字のことを指す[1]。盲人が墨字の文章を読むためには点訳、音訳などが必要になる[2]。
点字の文章を、晴眼者が読むために墨字化することを墨字訳または墨訳と言い[2]、図書館では視覚障害者を対象に墨字訳サービスを行っている。
なお、点字の形(フォント)をそのまま、晴眼者向けの書籍に墨字で印刷したものは墨点字となる[3]。
脚注
外部リンク
- “「第64回日本学生科学賞」で筑波大学附属駒場高等学校(東京都)の在校生による「点字を墨字に翻訳するアプリの開発」が内閣総理大臣賞を受賞”. カレントアウェアネス・ポータル. 国立国会図書館 (2021年1月8日). 2022年2月9日閲覧。
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