大いなる自由
この項目では、ジュリアン・グラックの散文詩集について説明しています。2021年のオーストリア・ドイツ合作映画については「大いなる自由 (映画)」をご覧ください。 |
大いなる自由 | ||
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著者 | ジュリアン・グラック | |
発行日 | 1946 | |
ジャンル | 散文詩 | |
形態 | 著作物 | |
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ポータル 文学
『大いなる自由』(おおいなるじゆう、Liberté grande)は、1947年に出版されたジュリアン・グラックの散文詩集。
その後、1951年、1958年、1969年に3回の増補が行われた。
概要
収録の散文詩のうち、大半は『陰鬱な美青年』と『シルトの岸辺』の間、すなわち1941年11月から1942年6月に書かれた。残りは1947年前後に書かれている。
ランボーの散文詩「街」"Ville"の一節がエピグラフに掲げられ、それに対応するように、「都市計画に活を入れるために」といった都市や郊外を主題とする詩が多く集められている。
日本では、詩人の天沢退二郎による初訳が1964年に、新版が1987年に出版された(ともに思潮社)。
出典
[脚注の使い方]
- 永井敦子「ジュリアン・グラックの散文詩における指示詞について」(1986)、Les Lettres françaises、上智大学
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