天淵道人

天淵道人(てんえんどうじん、生没年不詳)とは、江戸時代浮世絵師

来歴

画風から葛飾北斎の文化頃の門人といわれているが経歴は不明。作は「遊女芸妓図」という肉筆美人画の三幅対が知られるのみで、落款は「天淵道人章」、「司馬章之印」と「子■?」の二つの印がある[1]

脚注

  1. ^ ■の字は、「足」の偏に「南」の旁り。

参考文献

  • 永田生慈 「葛飾派門人録(未定稿)」 『浮世絵芸術』第68号 日本浮世絵協会、1981年[1]
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※124頁