恒川隆男
建築家の「常川貴扶」とは別人です。 |
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恒川 隆男(つねかわ たかお、1940年2月 - 2016年10月9日 )は、日本のドイツ文学者、元明治大学文学部教授。
戦後のドイツ文学が専門だが、後年は日本近代文学についての著作もある。
略歴
東京出身。東京都立西高等学校卒、1966年東京大学文学部卒、同大学院修士課程修了。1974年東京大学教養学部助教授、教授、その後、津田塾大学教授、1990年明治大学教授。2010年定年退任。
著書
共著
- 『文学にあらわれた現代ドイツ 東西ドイツの成立から再統一後まで』(小松英樹, 尾川浩, 若槻敬佐, 平子義雄, 根本萠騰子, 大中智男共著、三修社) 1997
- 『近代への架橋 明治前期の文学と思想をめぐって』(佐藤義雄共編、蒼丘書林) 2007
翻訳
- 『管理社会の音楽』(ウルリヒ・ディベーリウス編、渡辺健共訳、音楽之友社) 1979
- 『遺された断想』(ニーチェ、白水社、ニーチェ全集 第1期 第11巻) 1981
- 『アドルノ文学ノート』(アドルノ、三光長治, 前田良三, 池田信雄, 杉橋陽一共訳、みすず書房) 2009
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