新太古代

地質時代太古代[* 1][* 2]
累代 基底年代
Mya[* 3]
顕生代 新生代 66
中生代 251.902
古生代 541
原生代 2500
太古代[* 4] 新太古代 2800
中太古代 3200
古太古代 3600
原太古代 4000
冥王代 4600
  1. ^ 基底年代の数値では、この表と本文中の記述では、異なる出典によるため違う場合もある。
  2. ^ 基底年代の更新履歴
  3. ^ 百万年前
  4. ^ 「始生代」の新名称、日本地質学会が2018年7月に改訂

新太古代(しんたいこだい、英:Neoarchean)は、28億年前から25億年前にあたる太古代地質時代の一つ。なお、地球上の特定の岩石層を参照し定義されたものではない。

複雑な生命

この時代に、酸素発生型の光合成が初めて進化し、豊富な酸素を放出した。これが初めて鉱物と反応し、その後は大気中の温室効果ガスと反応できるようになり、地表から宇宙空間にエネルギーを放射できるようになった。この出来事は、大酸化イベント(英語版)として知られ、古原生代には、新太古代初期に進化した光合成独立栄養生物(英語版)が放出する酸素が大気中に蓄積した。

大陸の形成

約27.2億年前に、超大陸ケノーランド大陸が形成された[1]:316

出典

  1. ^ Bozhko, N. A. (2011). “On Two Types of Supercontinental Cyclicity”. Moscow University Geology Bulletin 66: 313-322. 

外部リンク

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