木造新羅明神坐像(国宝、園城寺所蔵)。 新羅明神(しんらみょうじん)は、園城寺の守護神。円珍(智証大師)が唐から帰国するに際して搭乗船の船首に出現し、自らを新羅国明神と称していたことによる。元来中国の山東省に祀ってあった神[1]、あるいは朝鮮半島からの渡来神とも、もとより寺の地域の地主神であったともいう。
作品
脚注
参考文献
- 出羽弘明『新羅の神々と古代日本―新羅神社の語る世界』同成社、2004年5月1日。ISBN 4886212913。
- 亀田孜『日本仏教美術史叙説』学芸書林、1970年1月1日。
関連項目