歌川房種

歌川房種
ヒト
性別男性 編集
国籍日本 編集
母語表記歌川房種 編集
読み仮名うたがわ ふさたね 編集
生年月日不明な値 編集
死亡年月日不明な値 編集
職業画家浮世絵師 編集
師匠歌川貞房 編集
活動開始1855 編集
活動終了1897 編集

歌川 房種(うたがわ ふさたね、生没年不詳)とは、江戸時代末期から明治時代にかけての浮世絵師

来歴

歌川貞房の門人。本姓は村井、名は静馬。歌川の画姓を称し、桜斎、一笑斎、一瓢斎などと号す。本所外手町に住む。作画期は安政から明治30年(1897年)頃にかけてで、幕末に「近江八景」の風景画のほか芝居絵、源氏絵などを、明治に入ってからは「東京名勝」などの開化風俗画や西南戦争関係の錦絵、小説や新聞の挿絵を描き戯作も手がけている。

作品

  • 『文福茶釜』 ※明治9年(1876年)刊行、表紙に「村井静馬著」とあり
  • 『小倉山青樹栄昔日新話』 合巻 ※泉竜亭是正作、明治11年刊行
  • 『源平盛衰記』上下巻([1]・[2]) ※明治19年刊行
  • 『絵本十二月』二編2冊
  • 『源氏絵合かるた』1冊 ※遊戯書
  • 「金性の人卯ノ年二月十日有卦ニ入」 大判錦絵 国立国会図書館所蔵 ※安政2年(1855年)
  • 「東京名勝之内 両国橋」 大判錦絵 江戸東京博物館所蔵 ※明治7年(1932年)
  • 「鹿児嶌新話」 大判錦絵揃物 早稲田大学演劇博物館所蔵 ※明治10年[3][4][5]
  • 「明治十六年十月三十一日太陽金環蝕の図」 大判錦絵 ※明治16年
  • 「明治廿年八月十九日日食之図」 大判錦絵 ※明治20年(1887年)
  • 「美人揃花三曲」 大判錦絵3枚続 静岡県立中央図書館所蔵

参考文献

関連項目

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