歌川芳勝

歌川芳勝
ヒト
性別男性 編集
国籍日本 編集
よしかつ 編集
読み仮名うたがわ よしかつ 編集
生年月日不明な値 編集
死亡年月日不明な値 編集
歌川芳室 編集
職業浮世絵師 編集
師匠歌川国芳 編集
活動開始1845 編集
活動終了1860 編集

歌川 芳勝 (うたがわ よしかつ、生没年不詳)とは、江戸時代浮世絵師

来歴

歌川国芳の門人。本姓は石渡、名は庄助または勇助。江戸の人。歌川の画姓を称し一秀斎、一勢斎と号す。幕府御用達醤油商をしていたが、後にそれを廃業し国芳に入門する。作画期は弘化から安政にかけての頃で、作は合巻の挿絵や錦絵を残している。『俗曲挿絵本目録』(漆山天童編)によれば、所作事『八重九重花姿絵』(天保12年〈1841年〉上演)の長唄正本の挿絵を描いたという。また浄瑠璃をよくし清元千年太夫と称した。息子に歌川芳室がいる。

作品

  • 『忠臣蔵』 合巻 ※玉塵斎雪住編、刊行年不明
  • 「大森彦七」 大判錦絵 「一勢斎芳勝画」の落款
  • 「頼朝公富士之御将図」 大判錦絵3枚続 江戸東京博物館所蔵 「一勢斎芳勝画」の落款
  • 「阿蘭陀新渡り大虎」 大判錦絵
  • 「甲越武勇伝」 大判錦絵 山梨県立博物館所蔵 「一秀斎芳勝画」の落款
  • 「麹町十三丁目福寿院にて興行の虎」 大判錦絵
  • 「開運源平振分寿語録」 大判錦絵 国立国会図書館所蔵 「一勢斎芳勝画」の落款
  • 「五体和合心臍之教訓」 大判2枚続錦絵 内藤記念くすりの博物館所蔵

参考文献

関連項目

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