歌川芳見

歌川 芳見(うたがわ よしみ、生没年不詳)とは、江戸時代浮世絵師

来歴

歌川国芳の門人で歌川の画姓を称し、作画期は文政の頃とされる。『浮世絵編年史』と『増訂浮世絵』によれば、文政11年(1828年)建立の豊国先生瘞筆之碑に「国芳社中」として「芳見」の名がある。『浮世絵師歌川列伝』にも国芳の門人のひとりとして「芳見」の名が見られるが、作や経歴については不明。

参考文献

  • 関場忠武 『浮世絵編年史』 東陽堂、1891年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。51 - 52コマ目。
  • 藤懸静也 『増訂浮世絵』 雄山閣、1946年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。255 - 256頁、165 - 166コマ目。
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※133頁
  • 飯島虚心 『浮世絵師歌川列伝』〈『中公文庫』〉 中央公論社、1993年 ※玉林晴朗校訂。207頁