浦瀬駅

浦瀬駅
浦瀬駅跡地と、そこに建つセブン-イレブン長岡浦瀬町店。写真右奥が上見附側。(2011年9月16日)
うらせ
URASE
宮下 (1.2 km)
(1.5 km) 加津保
地図
所在地 新潟県長岡市浦瀬町
北緯37度28分9.6秒 東経138度54分17.8秒 / 北緯37.469333度 東経138.904944度 / 37.469333; 138.904944座標: 北緯37度28分9.6秒 東経138度54分17.8秒 / 北緯37.469333度 東経138.904944度 / 37.469333; 138.904944
所属事業者 越後交通
所属路線 越後交通栃尾線
キロ程 8.7 km(悠久山起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1915年(大正4年)2月14日
廃止年月日 1975年(昭和50年)4月1日
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浦瀬駅(うらせえき)は、かつて新潟県長岡市浦瀬町に存在した、越後交通栃尾線である。1975年(昭和50年)4月1日、栃尾線の全線廃止により廃駅となった。

駅構造

地上駅で、有人駅であった。参考文献の写真では相対式ホーム2面2線の構造が確認できるが、片側のホームがすべて写っていないため詳細は不明。

歴史

  • 1915年大正4年)2月14日 - 栃尾鉄道による浦瀬 - 栃尾間開業に伴い開業。
  • 1956年昭和31年)11月20日 - 社名変更に伴い栃尾電鉄の駅となる。
  • 1960年(昭和35年)10月1日 - 長岡鉄道、中越自動車との3社合併により越後交通の駅となる。
  • 1975年(昭和50年)4月1日 - 栃尾線の全線(長岡 - 上見附間)廃止により廃駅となる。

駅跡

Urase EKK
浦瀬バス停に併設された操車場。かつてはここに駅舎が建っており、平成初年までバス待合所として利用された。(2008年8月19日)

駅舎は廃止後も長らく越後交通のバス待合所として利用されてきたが、のちに解体され、現在跡地には同社のバス操車場およびセブン-イレブン長岡浦瀬町店が存在する。なお、長岡駅東口から浦瀬までしか行かないバス(浦瀬行きのバス)はこのバス停で終点となり、ここで長岡駅東口行きとして折り返す。

隣接する農協倉庫は現役当初から使用されているものである[1]。(当駅や耳取駅では米の貨物発送も行われた)

駅周辺

2011年現在の周辺施設等は以下のとおり。

隣の駅

越後交通
栃尾線(廃止)
宮下駅 - 浦瀬駅 - 加津保駅

出典

参考文献

  • 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳 - 全線・全駅・全廃線』 6 北信越、新潮社、2008年。ISBN 978-4-10-790024-1。 
  • 寺田裕一『新 消えた轍-ローカル私鉄廃線跡探訪-』 5 上信越、ネコ・パブリッシング、2011年。ISBN 978-4-7770-1110-0。 
  • 多川昌敏 著、懐かしのトッテツ編集委員会 編『懐かしのトッテツ(栃尾鉄道)』小川作蔵、あさひ印刷所、新潟県見附市本町2丁目15-9、2009年5月25日。 

1973年廃止区間 : 悠久山 - 長倉 - 土合口 - 大学前 - 高校前 - 長岡
1975年廃止区間 : 長岡 - 袋町 - 中越高校前 - 東神田 - 下長岡 - 下新保 - 小曽根 - 宮下 - 浦瀬 - 加津保 - 椿沢 - 耳取 - 名木野 - 上見附
1973年廃止区間 : 上見附 - 明晶 - 本明 - 太田 - 上北谷 - 楡原 - 栃尾

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