益田美都道路
一般国道 | |
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益田美都道路 国道191号バイパス | |
路線延長 | 22.8km |
開通年 | 1978年-1996年 |
起点 | 島根県益田市あけぼの東町 |
終点 | 島根県益田市美都町宇津川 |
接続する 主な道路 (記法) | 記事参照 |
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益田美都道路(ますだみとどうろ)は島根県益田市内を通る国道191号のバイパスである。
概要
旧国道191号は益田川に沿って走り、線形不良区間や隘路区間を多く抱えておりボトルネックとなっていた。また積雪による通行止めが一冬で平均3回起こったり、昭和58年7月豪雨(山陰豪雨)による益田川氾濫の影響を甚大に受けたりなど円滑な通行に支障をきたしていた。
これらの問題点の解消、益田市から美都町(現・益田市の一部)にかけての生活圏の拡大、自動車交通の促進、および走行環境の改善を目的として建設されたのが当バイパスであり、1996年に全線が開通した。
このバイパスの開通により、美都町では町営団地の開発が盛んに進められた。また、益田市と広島方面や美都温泉郷への行き来が容易になった。
路線データ
全ての座標を示した地図 - OSM |
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全座標を出力 - KML |
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- 起点:島根県益田市あけぼの東町(=旧国道191号、島根県道310号益田吉田線交点)
- 終点:島根県益田市美都町宇津川
- 総距離:22.8 km
- 車線:全線2車線
- 事業費:232億円
歴史
- 1975年度 - 美都町都茂地区2.0kmの用地着手
- 1976年度 - 益田市吉田地区(起点~益田市大谷町)3.2kmの用地着手
- 1977年度 - 美都町仙道地区(美都町朝倉~美都町仙道)0.9kmの用地着手
- 1978年度 - 美都町上仙道地区(美都町仙道~美都町都茂)4.0kmの用地着手
- 1978年12月 - 美都町都茂地区が開通・供用開始
- 1980年度 - 美都町二川地区(美都町都茂~終点)5.7kmの用地着手
- 1980年12月 - 仙道地区0.9kmが開通・供用開始
- 1981年度 - 大谷地区(益田市大谷町~益田市久々茂)3.1kmの用地着手
- 1982年9月 - 益田市吉田地区開通・供用開始
- 1984年3月 - 美都町上仙道地区開通・供用開始
- 1987年12月 - 益田市大谷地区開通・供用開始
- 1989年度 - 美都町笹倉地区(益田市久々茂~美都町朝倉)3.9kmの用地着手
- 1991年10月 - 美都町二川地区が開通・供用開始
- 1996年12月18日 - 美都町笹倉地区が開通、全線開通・供用開始
全部で7つの工区に分けた上で事業が進められた。
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線
- 益田警察署
- 益田市合同庁舎
- 益田市立豊川小学校
- 東仙道郵便局
- 益田市立美都中学校
- 益田市立都茂小学校
- 美都郵便局
- 益田市役所美都支所(旧美都町役場)
- 道の駅サンエイト美都
- 美都温泉
参考文献
- 浜田河川国道事務所 一般国道191号益田美都道路事後評価 (1)
- 浜田河川国道事務所 一般国道191号益田美都道路事後評価 (2)
関連項目
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通過市町村 |
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主要交差点 | |||||||
バイパス | |||||||
別称 | |||||||
構造物 | 津波敷隧道 - 沢江トンネル - 豊原トンネル - 三隅トンネル - 生島トンネル - 津雲トンネル - 飯井第一トンネル - 飯井第二トンネル - 明石第一トンネル - 明石第二トンネル - 山田トンネル - 青海トンネル - 玉江橋 - 萩橋 - 白拍子隧道 - 榎谷隧道 - 鎖坂隧道 - 玉江隧道 - 田部トンネル - 井部田トンネル - 宇田トンネル - 惣郷トンネル - 小刈トンネル - 大刈トンネル - 須佐トンネル - 須潟橋 - 田万川トンネル - 人形トンネル - 高津大橋 - 益田トンネル - 伏谷トンネル - 笹倉トンネル - 朝倉トンネル - 久々茂トンネル - 下都茂トンネル - 仙道トンネル - 清水トンネル - 山料トンネル - 丸茂トンネル - 銅ヶ峠トンネル - 赤谷トンネル - 平川トンネル - 虫木トンネル - 発坂トンネル - 加計トンネル - 宮山トンネル - 観音トンネル - 安野トンネル - 幕之内トンネル - 祇園新橋 | ||||||
自然要衝 | |||||||
道の駅 | |||||||
旧道 | |||||||
関連事項 |