第1期女流王将戦
| 第1期 女流王将戦 | |
|---|---|
| 開催期間 | 1978年5月27日 - 1979年5月25日 |
| 第1期女流王将 | 蛸島彰子(初) |
| 挑戦者決定リーグ | |
リーグ 0 残留 | 山下カズ子/関根紀代子/森安多恵子/多田佳子 |
リーグ 0 陥落 | 兼田睦美/寺下紀子/杉崎里子/宇治正子/村山幸子/谷川治恵/佐藤寿子 |
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第1期女流王将戦（だい1きじょりゅうおうしょうせん）は、1978年度（1978年5月27日 - 1979年5月25日）の女流王将戦である。女流王将戦は、女流名人戦に次いで2番目に創設された女流棋戦である[1]。第1期である今期は挑戦者決定リーグを勝ち抜いた2名による三番勝負が行われた。来期以降は、挑戦者決定リーグによって挑戦者を選出する方式が取られた[注 1]。女流王将戦三番勝負は、山下カズ子女流名人と蛸島彰子女流四段によって行われた[4]。結果は、蛸島が2勝1敗で初代女流王将となった[4][5]。
女流王将戦三番勝負
| 対局者 | 第1局 | 第2局 | 第3局 | |
|---|---|---|---|---|
| 1979年 4月20日 | 1979年 4月29日 | 1979年 5月25日 | ||
| 山下カズ子 女流名人 | ● | ○ | ● | |
| 蛸島彰子 女流四段 | ○ | ● | ○ | 女流王将獲得 |
挑戦者決定リーグ
紅組
| 女流棋士 | 勝 | 負 | 備考 | 山下 | 関根 | 多田 | 兼田 | 村山 | 谷川 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 山下カズ子 女流名人 | 5 | 0 | 進出 | － | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 関根紀代子 女流二段 | 4 | 1 | ● | － | ○ | ○ | ○ | □ | |
| 多田佳子 女流二段 | 3 | 2 | ● | ● | － | ○ | ○ | ○ | |
| 兼田睦美 女流初段 | 2 | 3 | 陥落 | ● | ● | ● | － | ○ | ○ |
| 村山幸子 女流初段 | 1 | 4 | 陥落 | ● | ● | ● | ● | － | ○ |
| 谷川治恵 女流初段 | 0 | 5 | 陥落 | ● | ■ | ● | ● | ● | － |
白組
| 女流棋士 | 勝 | 負 | 備考 | 蛸島 | 森安 | 寺下 | 杉崎 | 宇治 | 佐藤 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 蛸島彰子 女流四段 | 5 | 0 | 進出 | － | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 森安多恵子 女流二段 | 4 | 1 | ● | － | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 寺下紀子 女流二段 | 2 | 3 | 陥落 | ● | ● | － | ○ | ● | ○ |
| 杉崎里子 女流1級 | 2 | 3 | 陥落 | ● | ● | ● | － | ○ | ○ |
| 宇治正子 女流2級 | 2 | 3 | 陥落 | ● | ● | ○ | ● | － | ○ |
| 佐藤寿子 女流初段 | 0 | 5 | 陥落 | ● | ● | ● | ● | ● | － |
3位決定戦
| 3位決定戦 | ||||||
| 関根紀代子 女流二段 | ○ | |||||
| 森安多恵子 女流二段 | ● | |||||
脚注
[脚注の使い方]
注釈
- ^ リーグ形式は第24期まで続いた[2]。25期からはトーナメント形式に変更となった[3]。
出典
- ^ “【勝負師たちの系譜】テレビ中継で楽しめる唯一の女流棋戦 「女流王将戦」”. zakzak. 夕刊フジ (2018年11月10日). 2022年2月11日閲覧。
- ^ “第24期 女流王将戦 挑戦者決定リーグ戦”. 日本将棋連盟. 2022年2月11日閲覧。
- ^ “第25期 女流王将戦 五番勝負・本選”. 日本将棋連盟. 2022年2月11日閲覧。
- ^ a b 日本将棋連盟女流棋士会 2003, pp. 144–145
- ^ “女流王将特設ページ”. 囲碁・将棋チャンネル. 2022年2月11日閲覧。
参考文献
外部リンク
- 女流王将戦（囲碁・将棋チャンネル公式サイト）
- 女流王将戦（日本将棋連盟公式サイト）
