第5期女流順位戦

転送先:

ヒューリック杯 第5期 白玲戦・女流順位戦
開催期間 女流順位戦:2024年10月0_日 - 2024年0_月0_日
 白玲戦 :2025年0_月0_日 - 2025年0_月0_日
(いずれも予定)
△ 昇級 △
次期A
  • (2名昇級)
次期B
  • (3名昇級)
次期C
  • (4名昇級)
▼ 降級 ▼
次期B
  • (2名降級)
次期C
  • (3名降級)
次期D
  • (4名降級)
白玲戦・女流順位戦
第4期第6期 >
テンプレートを表示

第5期白玲戦・女流順位戦(だい5き はくれいせん・じょりゅうじゅんいせん、スポンサー名義を含めた棋戦名はヒューリック杯 第5期 白玲戦・女流順位戦)は、2024年度-2025年度(2024年10月予定 - 2025年予定)の白玲戦および女流順位戦である。ここでは白玲戦および女流順位戦の第5期について合わせて記述する。

白玲戦将棋の女流棋士のタイトル戦8棋戦のうち最上位の女流棋戦として位置づけられ、前期の白玲獲得者と今期の挑戦者との七番勝負により白玲のタイトルを争う。

女流順位戦は白玲戦の予選にあたる棋戦で、4つのクラス(A級-D級)に分かれて行われる。A級の成績最上位者は白玲戦七番勝負の挑戦者となる。B級からD級の各クラス成績上位者は上のクラスに昇級し、A級からC級の各クラス成績下位者は下のクラスに降級する。D級の成績下位者には降級点が付き、3つの降級点で女流順位戦から陥落する。

第5期白玲戦七番勝負

<< 第4期白玲戦 第6期白玲戦 >>

日程:2025年__月__日 - 2025年__月__日

第4期白玲 対 挑戦者

日程 (2025年) 第1局 第2局 第3局 第4局 第5局 ※ 第6局 ※ 第7局 ※ 結果
_月__日 _月__日 _月__日 _月__日 _月__日 _月__日 _月__日
(会場)

対局者
( 00
)

( 00
)

( 00
)

( 00
)

( 00
)

( 00
)

( 00
)

第3期 白玲

白玲
振駒 振駒
挑戦者

振駒 振駒
棋譜/手数
戦型
立会人 (立会人 未定) (立会人 未定) (立会人 未定) (立会人 未定) (立会人 未定) (立会人 未定) (立会人 未定) 出典[1]
記録係 (記録係 未定) (記録係 未定) (記録係 未定) (記録係 未定) (記録係 未定) (記録係 未定) (記録係 未定)
  • 第1局と第7局では手番の先後を振り駒で決定。
  • 一方が4勝した時点で決着し、以降の対局(※)は実施されない。

第5期女流順位戦

<< 第4期女流順位戦 第5期女流順位戦 >>

白玲戦女流順位戦A級B級C級D級

日程:2024年__月__日 - 2024年__月__日
(順位表・対戦組合せ 発表:2024年__月__日)

(年齢は、閲覧日時点=棋戦進行中、もしくは各クラス最終戦対局日時点)

  • 左の「順位欄」は今期開始時の順位(前期成績に基づく)
  •    白玲挑戦または昇級 /    A級プレーオフ進出 /    降級
  •  * 降級点1回 /  ** 降級点2回(今期開始時点)。降級点3で女流順位戦から陥落。
  • 備考欄の太字は今期の成績による動き。

A級


白玲戦女流順位戦A級B級C級D級

 白玲挑戦  成績最上位者 1名(複数名の場合は プレーオフ 
 降級  成績下位2名 (9-10位)

持ち時間:各3時間(チェスクロック) / 切れたら一手60秒未満
(1回戦開始前 / 2024年7月01日時点)
総当たり制 全9局
順位 女流棋士 年齢 前期成績
(前期順位)
00 00 成績順 備考 1回戦
(__/__対局)
挑戦可能性 降級回避 注記
1回戦
開始前
1回戦
まで

1       0 0 1.1 1位T 1.1 1位T/6位 1回戦 ▲ - △
2       0 0 1.2 1位T 1.2 1位T-7位 1回戦 ▲ - △
3 加藤桃子 04 女流四段 29 A03 4-4 (A03) 0 0 1.3 1位T 1.3 1位T-8位 1回戦 ▲ - △
4 山根ことみ 03 女流三段 26 A04 4-4 (A04) 0 0 1.4 1位T 1.4 1位T-9位 1回戦 ▲ - △
5 上田初美 04 女流四段 35 A05 4-4 (A05) 0 0 1.5 1位T 1.5 1位T-10位 1回戦 ▲ - △
6 石本さくら 02 女流二段 25 A09 4-4 (A09) 0 0 1.6 1位T 1.6 1位T-10位 1回戦 ▲ - △
7 加藤圭 02 女流二段 32 A06 2-6 (A06) 0 0 1.7 1位T 1.7 1位T-10位 1回戦 ▲ - △
8 和田あき 02 女流二段 26 B09 7-2 (B09) 0 0 1.8 1位T 1.8 1位T-10位 1回戦 ▲ - △
9 鈴木環那 03 女流三段 36 B03 6-3 (B03) 0 0 1.9 1位T 1.9 1位T-10位 1回戦 ▲ - △
10 香川愛生 04 女流四段 31 B05 6-3 (B05) 0 0 1.10 1位T 1.10 1位T/10位 1回戦 ▲ - △

勝敗欄の太数字は1回戦の対局結果。成績順の*印は未確定順位。
※1位T:成績最上位者が複数。最終成績の最上位者が複数の場合は プレーオフ (パラマス式)を実施。


別日程の対局

_回戦
第5期女流順位戦 A級 勝敗表
白玲戦
棋戦の分類 女流タイトル戦
正式名称 ヒューリック杯白玲戦
開催概要
開催時期 8月 - 10月
初回開催 2021年度
持ち時間 4時間
番勝負 七番勝負
優勝賞金 1,500万円[2]
主催 ヒューリック日本将棋連盟
公式サイト ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦
記録
現白玲 西山朋佳第3期
最多優勝 西山朋佳(通算2期 / 第1期、第3期)
最長連覇 該当者なし
テンプレートを表示
女流順位戦
棋戦の分類 白玲戦の予選
開催概要
開催時期 10月 - 翌年7月
初回開催 2020年度(第1期)
持ち時間 A級、B級:3時間
C級、D級:2時間
主催 ヒューリック日本将棋連盟
公式サイト ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦
記録
テンプレートを表示

ヒューリック杯白玲戦(ヒューリックはいはくれいせん)は、ヒューリック日本将棋連盟が主催する将棋の棋戦(女流タイトル戦)[3]。女流棋戦では唯一の七番勝負であり、勝者は白玲のタイトル称号を得る。白玲のタイトル保持者は序列1位となり、優勝賞金は女流棋戦の過去最高となる1,500万円[2]

本項目では、白玲戦の挑戦者決定のために実施される女流順位戦(じょりゅうじゅんいせん)についても述べる。

2020年11月13日に第1期女流順位戦が開幕し、第1期白玲戦七番勝負は2021年9月~10月に実施[4]

概要

女流タイトル戦「白玲戦」の優勝賞金は1,500万円[2]で、竜王戦七番勝負敗者賞金1,650万円に匹敵する額であり、女流棋戦では序列2位の清麗戦(700万円)の2倍以上となる。タイトル名「白玲」の由来は「『令』和の『王』者が真っ『白』なページに時代を刻む」[5]。なお、本棋戦の創設に伴い、ヒューリックが創設し第2期まで主催してきた清麗戦は、第3期から大成建設の主催に移行された[4]。会見でヒューリックの西浦三郎会長は「本当の意味の実力が出てくるのではないかと、順位戦という形をとらさせていただいた。女流棋士にはもっと強くなってほしい」と述べた[6]

本棋戦の成績による「白玲獲得で女流三段」「A級昇級で女流二段」「B級昇級で女流初段」「C級昇級で女流1級」の独自の昇段規定が設けられた[7]。また、本棋戦の創設により、女流棋戦も(男性)棋戦と同じ8タイトルとなった。

2020年のリコー杯女流王座戦で初めて導入された「リコーAI自動記録システム(リコー棋録)」を白玲戦においても導入することが発表された[8]。2021年1月29日の対局から使用されている。

2022年開始の第3期より、棋戦名における冠名の表記順に変更があり、それまでの「期数・冠名・棋戦名」の順(第2期ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦)から「冠名・期数・棋戦名」の順(ヒューリック杯 第3期 白玲戦・女流順位戦)の名称で行われている。

方式

予選は「女流順位戦」という独立した名称となり、白玲のタイトル保持者を頂点として上からA級、B級、C級、D級に階級を分けて年度ごとに昇降級する制度を採用し、「名人戦・順位戦」の制度を女流棋戦において踏襲した形式となる[4][注釈 1]。棋戦のシステム上、女流順位戦の参加者は女流棋士のみとなっている[注釈 2]

現行の方式

第2期では、第1期女流順位戦の成績順位(1-64位)に基づき、以下の様にクラス分けされる。

  • 白玲 : 第1期 1位の女流棋士
  • A級 (定員10名) : 第1期 2位-11位 の女流棋士
  • B級 (定員10名) : 第1期 12位-21位 の女流棋士
  • C級 (定員20名) : 第1期 22位-41位 の女流棋士
  • D級 (定員なし) : 第1期 42位-64位 の女流棋士 および 第1期不参加の女流棋士

白玲を除くA-D級の各組でリーグ戦形式による「女流順位戦」を行なう。

  • A級とB級のリーグ戦はいずれも10人による総当たり9回戦制、C級とD級のリーグ戦は事前抽選による8回戦制で行なう[注釈 3]
  • リーグ戦成績により順位付けを行なう(同成績の場合は開始時の順位に基づく)。
    ただし、A級の成績最上位者が複数いる場合はプレーオフ(パラマス方式)を実施する。
  • A級の優勝者(成績最上位者)は「白玲戦」の挑戦者として七番勝負に進出する[7]
  • 各クラスの「成績下位者」と「下位クラスでの成績上位者」同士で次期クラスを入れ替える(昇級・降級)。

第3期以降は、前期成績に基づき昇・降級を反映した各クラスにおいて、同じようにリーグ戦形式による「女流順位戦」を行なう。

クラスと昇級・降級[10]
クラス 定員 白玲戦・順位戦の

対局数

持ち時間 昇級など 降級・降級点
白玲 01人 挑戦者と七番勝負 04時間 挑戦者に4勝で白玲位防衛 挑戦者に4敗で白玲位失冠→次期 A級(1位)
A級 10人 総当たり 9戦(原則)
+プレーオフ
03時間 【挑戦者】
白玲に4勝で白玲位獲得
【降級】
成績下位の2名→次期 B級
B級 10人 総当たり 9戦(原則) 【昇級】
成績上位の2名→次期 A級
【降級】
成績下位の3名→次期 C級
C級 20人 同クラス内で 8戦 02時間 【昇級】
成績上位の3名[注釈 4]→次期 B級
【降級】
成績下位の4名→次期 D級
D級 不定 【昇級】
成績上位の4名[注釈 4]→次期 C級
【降級点】
成績下位(参加人数4.5人につき1人の割合)
  • 持ち時間は全てチェスクロック方式。
  • 新規に女流プロ入りした女流棋士が女流順位戦に初参加する場合、原則としてD級下位からの参加となる(第2期以降)。
  • 女流順位戦からの陥落者が、「規定条件」(下記参照)を満たして女流順位戦に復帰する場合は、D級下位からの復帰となる。
  • C級以下で全勝者が昇級枠以上発生した場合は、次期上位クラスの降級人数を増やして人数調整を行う。途中休場による不戦敗を含めて降級(降級点)に相当する成績となった場合や、前期を休場し張出となったまま再度休場した場合も降級(降級点)の対象となる。
  • 定員のあるC級以上で引退等により欠員が生じた場合、欠員が生じたクラスより下位のクラスで欠員分の昇級枠を増やして人数調整を行う。A級が欠員1で参加者9人の場合、白玲挑戦者1名と降級2名は変更されず、B級・C級・D級の昇級枠が通常より1名増やされる。
  • リーグ戦実施期間を一時的に休場する場合は、可能な限り対局日程の変更で対応する[10]
  • 対局は基本的にA・B級、C級、D級をそれぞれ同日に行う。10月から7月にかけて月1回行われるが、原則として2月は対局を行わない。1月は基本的にA・B級のみで、C・D級では参加人数が奇数になった場合のみ行われる。

D級降級点

女流順位戦のA級、B級、C級での成績下位者は次期下位クラスへと降級となるのに対し、D級の成績下位者は降級とならず「降級点」を付けられる。

女流順位戦D級降級点に関する規定
  • D級降級点は「参加人数4.5人につき1人の割合」で成績下位者に付与される。
  • D級降級点3つの付与で、女流順位戦D級から降級となり女流順位戦への参加権を失う
    • 1つ目のD級降級点は、D級在籍中は消去されない。
    • 2つ目のD級降級点は、D級で勝ち越し(5勝以上)の条件を満たせば消去される。
      • 棋士の順位戦での降級点規定と異なり、D級降級点は2期連続指し分け(4勝4敗)では消去されない。
  • C級に昇級、またはD級から降級した場合、降級点は全てリセットされる。再度D級に在籍する場合、1年目は降級点0となる。
  • 女流順位戦D級から降級・陥落した女流棋士は、次の「規定条件」を満たせば女流順位戦D級に復帰できる。復帰までの期限は設けられていない。
  • 女流順位戦D級成績下位者に与えられる「D級降級点」は、例年4月1日公表の引退女流棋士の判断根拠となる「女流棋士引退規定」による「降級点」とは異なる制度である。
    • これらの異なる「降級点」は合算されない。
    • 「女流棋士引退規定」における「降級点規定」により引退該当者となったのち、女流順位戦で「D級降級点」を付与・累積状態で引退した事例がある[注釈 5]

過去の方式

第1期

第1期女流順位戦
  • 順位決定リーグ戦:64名の女流棋士[注釈 2]が8名1組とするAからHまでの8組に分かれての総当たりリーグ戦持ち時間は2時間(チェスクロック方式)。同成績で並んだ場合は該当者同士のリーグ戦での勝敗・成績で順位を決定し、順位が決定しない場合はトーナメント形式でのプレーオフを行う[10]
  • 順位決定トーナメント戦:AからHまでの各組同順位者8名による順位決定戦。
第1期白玲戦 七番勝負
各組1位による順位決定トーナメント戦の決勝(1位・2位決定戦)に進出した2名による七番勝負。持ち時間は4時間(チェスクロック方式)。第2期以降はタイトルホルダー(白玲)と女流順位戦・A級で優勝した女流棋士による対戦となる。

白玲戦七番勝負・女流順位戦A級の歴代記録

七番勝負勝敗(白玲側から見た勝敗)
○:勝ち  ●:負け  千:千日手  持:持将棋
白玲戦七番勝負
太字 :白玲獲得者(七番勝負勝者) 太字Q :クイーン称号獲得者(七番勝負勝者)
女流順位戦A級リーグ
白玲挑戦者 / 当期昇級者 / 次期降級者 / 0引退など(降級以外)
  • 順位はリーグ成績順位(第1期は順位決定戦の順。数字はリーグ順位)
  • 着色は白玲獲得経験者。
年度 白玲戦 七番勝負 女流順位戦 順位決定戦
(リーグ戦A-H組 各組1位によるトーナメント)
( 各組2位によるトーナメント
上位3名
)

注記
挑戦者 勝敗 挑戦者 1-2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位
1 2021 西山朋佳 ○○○○--- 渡部愛 西山
渡部
里見 加藤 伊藤 石本 加藤 中井 鈴木 甲斐 山根
( トーナメント
成績順
)

年度 白玲戦 七番勝負 女流順位戦 A級 (当期成績順、数字はリーグ順位) 注記
白玲 勝敗 挑戦者 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
2 2022 西山朋佳 ●●○○●○● 里見香奈 2.里見 4.伊藤 6.加藤 7.中井 3.加藤 9.甲斐 10.山根 1.渡部 5.石本 8.鈴木 (リーグ成績順)
3 2023 里見香奈 ●○○○●●○ 西山朋佳 1.西山 2.伊藤 3.加藤 7.山根 10.上田 5.加藤 6.甲斐 8.渡部 4.中井 9.中村△▼ (リーグ成績順)
4 2024 西山朋佳 ------- 1.福間 2.伊藤 3.加藤 4.山根 5.上田 6.加藤 7.渡部 8.塚田 9.石本 (欠員1) (リーグ開始順位)
参加人数
合計 白玲 A級 B級 C級 D級
1 64人 (クラス分けなし)
2 68人 1 10 10 20 27
3 73人 1 10 10 20 32
4 76人 1 9 10 20 36

白玲戦・女流順位戦A級の記録

(第3期終了まで)
タイトル白玲獲得 七番勝負出場 挑戦 A級在籍(白玲在位含む)
最多 西山朋佳 2期 西山朋佳 3期 西山朋佳 2期 西山朋佳他 2期
連続 (連覇 該当者なし) 西山朋佳 3期連続 (該当者なし) 西山朋佳他 2期
最年少 第1期 西山朋佳 26歳 第1期 西山朋佳 26歳 第2期 石本さくら 22歳
最年長 第2期 里見香奈 30歳 第2期 里見香奈 30歳 第3期 中井広恵 53歳

通算成績

  • 記載は白玲獲得・挑戦者またはA級在籍経験者に限る。
  • 太字は永世位獲得者または最多記録。「*」は継続中の記録。
  • 「A級」は 現白玲 および 第3期A級在籍者(A級在籍は白玲在位も含む)。
記録は第3期終了時まで (A級在籍期数は第3期まで)
女流棋士 A級 白玲
在位期数
七番勝負
出場期数
A級在籍期数
(第2期以降)
通算 連続 通算 連続 通算 連続
にしやま ともか 西山朋佳 1 白玲 2* 1* 3* 3* 2* 2*
ふくま かな 福間香奈 2 A級 1 1 2* 2* 2* 2*
わたなへ まな 渡部愛 2 A級 0 0 1 1 2* 2*
いとう さえ 伊藤沙恵 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
かとう ももこ 加藤桃子 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
なかい ひろえ 中井広恵 3 A級 0 0 0 0 2* 2*
かとう けい 加藤圭 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
かい ともみ 甲斐智美 9 A級引退 0 0 0 0 2* 2*
やまね ことみ 山根ことみ 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
うえた はつみ 上田初美 2 A級 0 0 0 0 1* 1*
なかむら まりか 中村真梨花 3 A級 0 0 0 0 1* 1*
いしもと さくら 石本さくら 4 - 0 0 0 0 1 1
すすき かんな 鈴木環那 4 - 0 0 0 0 1 1

女流順位戦の記録

凡例
00 :白玲獲得者0 太字 :挑戦権獲得者0 00 :引退0
  • 年度は対応する白玲戦のものを表示している。
例年、白玲戦は8月からの開催であり、予選にあたる女流順位戦はその前年10月より行われる。
  • 総数は白玲を含んだ女流順位戦参加人数。
第1期 - 第4期
年度 白玲 A級 (定員10) B級 (定員10) C級 (定員20) D級 総数
(人)
挑戦者 降級 A昇級 降級 B昇級 降級 C昇級 降級点 降級ほか 新加入
1 2021
-
西山
渡部
( 順位決定戦を実施 )
64
2 2022 (第1期白玲)
西山朋佳
10人 10人 20人(うち全休2) 27人(うち全休1) 68
(8-1)
里見香
石本
鈴木
中村真(7-2)
上田(7-2)
武富
伊奈川
小高
室田(7-1)
山田久(7-1)
野原(6-2)
矢内
川又
和田は
村田
加藤結(7-1)
田中(7-1)
山口恵(6-2)
貞升(6-2)
山口絵*
北尾*
安食*
石高*
脇田*
(引退)
山口絵
安食
内山あや
山口稀良莉
大島綾華
田中沙紀
3 2023 里見香奈 10人 10人 20人(うち全休1) 32人 73
(8-1)
西山
中井
中村真
(引退)
甲斐
塚田(8-1)
石本(5-4)
千葉
岩根
山田久
伊奈川(7-1)
和田あ(7-1)
武富(5-3)
竹部
船戸
宮宗
大島(7-1)
渡辺(6-2)
内山(6-2)
(6-2)
相川*
長沢*
斎田*
山口仁*
北尾**
井道*
*
(引退)
北尾
佐々木海法
岩佐美帆子
榊菜吟
鎌田美礼
木村朱里
梅津美琴
松下舞琳
4 2024 西山朋佳 9人 /欠員 -1 10人 20人 36人 76
(7-1)
福間(里見)
伊藤沙
渡部
塚田
和田あ(7-2)
鈴木(6-3)
香川(6-3)
室田
北村
中村真
千葉(6-2)
岩根(6-2)
頼本(6-2)
加藤結(6-2)
礒谷真
藤井
渡辺
山田久
佐々木(7-1)
高浜(6-2)
長谷川(6-2)
長沢(6-2)
久保(6-2)
(引退)
船戸
中村桃
久保翔子
今井絢
宮澤紗希
森本理子
砂原奏
磯谷祐維

不参加者:早水千紗(第1-4期:休場)、山田朱未(第1-4期:休場)

女流順位戦にまつわる記録

女流順位戦参加(白玲在位含む)
  • 最年少(初)対局 : 木村朱里7001140000000000000♠14歳3か月 、第3期=D級1局目)
  • 最年長対局 : 長沢千和子7001600000000000000♠60歳0か月 、第4期=D級8局目<最終局>)
  • 最年長初対局 : 長沢千和子(7001570000000000000♠57歳4か月 、第2期=D級1局目)
女流順位戦各級在籍記録
  • 表示
  • 編集
  • A級
    • 連続在籍(白玲在位を含む)西山朋佳(連続4期、第1期-第4期
    • 連続在籍(白玲在位を除く)伊藤沙恵ほか、計5名[注釈 6](連続3期、第2期-第4期)
    • 通算在籍(白玲在位を含む)西山朋佳(通算4期、第1期-第4期
    • 通算在籍(白玲在位を除く)伊藤沙恵ほか、計5名(通算3期、第2期-第4期)
    • 最年長在籍:中井広恵7001540000000000000♠54歳0か月 、第3期=9局目<最終局>
    • 最年少在籍:石本さくら7001220000000000000♠22歳9か月 、第2期=1局目
  • B級
  • C級
    • 連続在籍:室谷由紀ほか、計8名[注釈 7](連続3期、第2期-第4期
    • 通算在籍:室谷由紀ほか、計8名(通算3期、第2期-第4期)
    • 最年長在籍:山田久美7001570000000000000♠57歳5か月 、第4期=8局目<最終局>
    • 最年少在籍:野原未蘭7001180000000000000♠18歳2か月 、第2期=1局目
  • D級
    • 連続在籍:
    • 通算在籍:
    • 最年長在籍:長沢千和子7001600000000000000♠60歳0か月 、第4期=8局目<最終局>
    • 最年少在籍:木村朱里7001140000000000000♠14歳3か月 、第3期=1局目
女流順位戦連勝記録
  • 最多連勝記録:10連勝 - 伊藤沙恵(第2期A級を6連勝、第3期A級を4連勝)
  • A級最多連勝記録:10連勝 - 伊藤沙恵(第2期A級を6連勝、第3期A級を4連勝)
  • 初参加からの最多連勝記録:4連勝 - 鎌田美礼(第3期D級を4連勝)
女流順位戦リーグ戦全勝者
  • 該当者なし(第2期-第4期)

関連番組

2020年12月より2021年11月までの12回、BSフジにて本棋戦の第1期を扱ったドキュメンタリー『白玲〜初代女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された[11][12]。ナレーションは早見沙織が担当した。

2022年5月より12月までの8回、BSフジにて本棋戦の第2期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された。ナレーションは伊藤かりんが担当した。

2023年1月より12月までの12回、BSフジにて本棋戦の第3期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された。ナレーションは佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)が担当した。

2024年1月より毎月1回、BSフジにて本棋戦の第4期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送される。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ かつては「女流プロ名人位戦」において、A級、B級、C級に分けた階級別の昇降級リーグ戦方式を採用していた。制度を改定した現在の女流名人戦は、リーグ戦方式の挑戦者決定戦と、リーグ参加者一部入れ替えで予選トーナメント方式の併用になっている。
  2. ^ a b 第1期のみ、リーグ戦開始時に女流棋士ではない奨励会員の西山朋佳女流三冠も棋戦参加者に含む。西山の参加は、棋戦主催者であるヒューリック西浦会長が将棋連盟に要望したことであった[9]。なお、西山はリーグ戦期間中に奨励会を退会して女流棋士に転向している。
  3. ^ 定員に対する人数の過不足により、C級とD級の在籍人数が奇数の場合は「抜け番」を含めた9回戦制(一人8局)で行なう。
  4. ^ a b 全勝者は人数を問わず全員昇級
  5. ^ 2022年4月1日付で引退該当者となった安食総子女流初段(女流順位戦 D級在籍)の場合、2022年度の第2期女流順位戦D組の最終局(2022年7月)を以って引退となった。結果としてD級全局終了時点で降級点対象者であったが、2022年4月初頭時点で引退該当者として公表されていた。
  6. ^ 伊藤沙恵、加藤桃子、渡部愛、山根ことみ、加藤圭の5名。
  7. ^ 室谷由紀、清水市代、中澤沙耶、本田小百合、藤井奈々、頼本奈菜、礒谷真帆、藤田綾の8名。

出典

  1. ^ ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦 |棋戦|日本将棋連盟
  2. ^ a b c “賞金最高額の1500万円 女流8つ目タイトル「白玲戦」を新設 ”. 東京新聞. 2023年7月4日閲覧。
  3. ^ “ヒューリック会長「一番強い女流棋士決めたい」”. 産経ニュース (2021年11月5日). 2021年11月5日閲覧。
  4. ^ a b c “女流新棋戦創設と主催者交代について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2020年10月6日閲覧。
  5. ^ “八つ目の新女流棋戦「白玲戦」 11月に開幕、優勝賞金は過去最高1500万円” (jp). Mainichi Daily News. (2020年10月6日). https://mainichi.jp/articles/20201006/k00/00m/040/179000c 2020年10月6日閲覧。 
  6. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月6日). “将棋で8つ目の女流タイトル戦創設 ヒューリック杯白玲戦女流順位戦”. 産経ニュース. 2020年10月6日閲覧。
  7. ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月6日). “将棋で8つ目の女流タイトル戦創設 ヒューリック杯白玲戦女流順位戦”. 産経ニュース. 2020年10月6日閲覧。
  8. ^ “「リコー将棋AI棋譜記録システム」をヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦に導入|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2021年2月1日閲覧。
  9. ^ マンスリー将棋 ヒューリック会長「一番強い女流棋士決めたい」 - 産経新聞(2021年11月5日)
  10. ^ a b c 将棋世界2020年12月号。
  11. ^ BSフジ新番組「白玲~初代女流棋士 No.1 決定戦~」が12月20日14時より放送開始日本将棋連盟公式サイト 2020年12月14日
  12. ^ “白玲 ~初代女流棋士No.1決定戦~|BSフジ”. www.bsfuji.tv. 2021年6月6日閲覧。

関連項目

  • 棋聖戦 (将棋) - ヒューリック特別協賛の将棋のタイトル戦

外部リンク

  • ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦 - 日本将棋連盟
白玲 歴代タイトル保持者
2020年代
白玲
A級
B級
C級
D級
次期参加
休場
数字は順位 / 名前横の「」は今期休場者 / D級の「*」は降級点の数(3つで女流順位戦の参加資格を失う)
「次期参加」は組み合わせ抽選基準日以降にプロ入りした女流棋士(当期は未参加) / 「休場」は第1期からの休場者(棋戦未参加)
  • 01 (2021)
  • 02 (2022)
  • 03 (2023)
  • 04 (2024)
  • 05 (2025)
  • 06 (2026)
  • 07 (2027)
  • 08 (2028)
  • 09 (2029)
  • 10 (2030)
将棋の棋戦
タイトル戦
各期一覧
  • 各期の竜王戦
  • 各期の名人戦・各期の順位戦
  • 各期の王位戦
  • 各期の叡王戦
  • 各期の王座戦
  • 各期の棋王戦
  • 各期の王将戦
  • 各期の棋聖戦

その他の
棋戦
全棋士参加棋戦
一部棋士参加可
準公式戦・非公式戦
(休止・終了)
  • ⇒ 休止・終了棋戦

女流
タイトル戦
各期一覧
  • 各期の白玲戦・女流順位戦
  • 各期の清麗戦
  • 各期のマイナビ女子オープン
  • 各期の女流王座戦
  • 各期の女流名人戦
  • 各期の女流王位戦
  • 各期の女流王将戦
  • 各期の倉敷藤花戦

その他の
女流棋戦
(休止・終了)
  • ⇒ 休止・終了棋戦
カテゴリ カテゴリ
スタブアイコン

この項目は、将棋に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:ボードゲーム)。

  • 表示
  • 編集

B級


白玲戦女流順位戦A級B級C級D級

 昇級  成績上位 2名
 降級  成績下位 3名 (8-10位)

持ち時間:各3時間(チェスクロック) / 切れたら一手60秒未満
(1回戦開始前 / 2024年7月01日時点)
総当たり制 全9局
順位 女流棋士 年齢 前期成績
(前期順位)
00 00 成績順 備考 1回戦
(__/__対局)
昇級可能性 降級回避 注記
1回戦
開始前
1回戦
まで

1 渡部愛 03 女流三段 31 A07 2-6 (A07) 0 0 1位 1位/6位 1回戦 ▲ - △
2 塚田恵梨花 02 女流二段 25 A08 2-6 (A08) 0 0 2位 1位-7位 1回戦 ▲ - △
3 伊奈川愛菓 02 女流二段 33 B08 6-3 (C02) 0 0 3位 1位-8位 1回戦 ▲ - △
4 中井広恵 06 女流六段 55 B01 5-4 (B01) 0 0 4位 1位-9位 1回戦 ▲ - △
5 野原未蘭 01 女流初段 21 B07 5-4 (B07) 0 0 5位 1位-10位 1回戦 ▲ - △
6 武富礼衣 01 女流初段 25 B10 4-5 (B10) 0 0 6位 1位-10位 1回戦 ▲ - △
7 千葉涼子 04 女流四段 44 C01 6-2 (C01) 0 0 7位 2位-10位 1回戦 ▲ - △
8 岩根忍 03 女流三段 43 B0C7 6-2 (B02) 0 0 8位 3位-10位 1回戦 ▲ - △
9 頼本奈菜 01 女流初段 27 C06 6-2 (C06) 0 0 9位 4位-10位 1回戦 ▲ - △
10 加藤結李愛 01 女流初段 21 C08 6-2 (C08) 0 0 10位 5位/10位 1回戦 ▲ - △

勝敗欄の太数字は1回戦の対局結果。成績順の*印は未確定順位。


別日程の対局

_回戦
第5期女流順位戦 B級 勝敗表
白玲戦
棋戦の分類 女流タイトル戦
正式名称 ヒューリック杯白玲戦
開催概要
開催時期 8月 - 10月
初回開催 2021年度
持ち時間 4時間
番勝負 七番勝負
優勝賞金 1,500万円[1]
主催 ヒューリック日本将棋連盟
公式サイト ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦
記録
現白玲 西山朋佳第3期
最多優勝 西山朋佳(通算2期 / 第1期、第3期)
最長連覇 該当者なし
テンプレートを表示
女流順位戦
棋戦の分類 白玲戦の予選
開催概要
開催時期 10月 - 翌年7月
初回開催 2020年度(第1期)
持ち時間 A級、B級:3時間
C級、D級:2時間
主催 ヒューリック日本将棋連盟
公式サイト ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦
記録
テンプレートを表示

ヒューリック杯白玲戦(ヒューリックはいはくれいせん)は、ヒューリック日本将棋連盟が主催する将棋の棋戦(女流タイトル戦)[2]。女流棋戦では唯一の七番勝負であり、勝者は白玲のタイトル称号を得る。白玲のタイトル保持者は序列1位となり、優勝賞金は女流棋戦の過去最高となる1,500万円[1]

本項目では、白玲戦の挑戦者決定のために実施される女流順位戦(じょりゅうじゅんいせん)についても述べる。

2020年11月13日に第1期女流順位戦が開幕し、第1期白玲戦七番勝負は2021年9月~10月に実施[3]

概要

女流タイトル戦「白玲戦」の優勝賞金は1,500万円[1]で、竜王戦七番勝負敗者賞金1,650万円に匹敵する額であり、女流棋戦では序列2位の清麗戦(700万円)の2倍以上となる。タイトル名「白玲」の由来は「『令』和の『王』者が真っ『白』なページに時代を刻む」[4]。なお、本棋戦の創設に伴い、ヒューリックが創設し第2期まで主催してきた清麗戦は、第3期から大成建設の主催に移行された[3]。会見でヒューリックの西浦三郎会長は「本当の意味の実力が出てくるのではないかと、順位戦という形をとらさせていただいた。女流棋士にはもっと強くなってほしい」と述べた[5]

本棋戦の成績による「白玲獲得で女流三段」「A級昇級で女流二段」「B級昇級で女流初段」「C級昇級で女流1級」の独自の昇段規定が設けられた[6]。また、本棋戦の創設により、女流棋戦も(男性)棋戦と同じ8タイトルとなった。

2020年のリコー杯女流王座戦で初めて導入された「リコーAI自動記録システム(リコー棋録)」を白玲戦においても導入することが発表された[7]。2021年1月29日の対局から使用されている。

2022年開始の第3期より、棋戦名における冠名の表記順に変更があり、それまでの「期数・冠名・棋戦名」の順(第2期ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦)から「冠名・期数・棋戦名」の順(ヒューリック杯 第3期 白玲戦・女流順位戦)の名称で行われている。

方式

予選は「女流順位戦」という独立した名称となり、白玲のタイトル保持者を頂点として上からA級、B級、C級、D級に階級を分けて年度ごとに昇降級する制度を採用し、「名人戦・順位戦」の制度を女流棋戦において踏襲した形式となる[3][注釈 1]。棋戦のシステム上、女流順位戦の参加者は女流棋士のみとなっている[注釈 2]

現行の方式

第2期では、第1期女流順位戦の成績順位(1-64位)に基づき、以下の様にクラス分けされる。

  • 白玲 : 第1期 1位の女流棋士
  • A級 (定員10名) : 第1期 2位-11位 の女流棋士
  • B級 (定員10名) : 第1期 12位-21位 の女流棋士
  • C級 (定員20名) : 第1期 22位-41位 の女流棋士
  • D級 (定員なし) : 第1期 42位-64位 の女流棋士 および 第1期不参加の女流棋士

白玲を除くA-D級の各組でリーグ戦形式による「女流順位戦」を行なう。

  • A級とB級のリーグ戦はいずれも10人による総当たり9回戦制、C級とD級のリーグ戦は事前抽選による8回戦制で行なう[注釈 3]
  • リーグ戦成績により順位付けを行なう(同成績の場合は開始時の順位に基づく)。
    ただし、A級の成績最上位者が複数いる場合はプレーオフ(パラマス方式)を実施する。
  • A級の優勝者(成績最上位者)は「白玲戦」の挑戦者として七番勝負に進出する[6]
  • 各クラスの「成績下位者」と「下位クラスでの成績上位者」同士で次期クラスを入れ替える(昇級・降級)。

第3期以降は、前期成績に基づき昇・降級を反映した各クラスにおいて、同じようにリーグ戦形式による「女流順位戦」を行なう。

クラスと昇級・降級[9]
クラス 定員 白玲戦・順位戦の

対局数

持ち時間 昇級など 降級・降級点
白玲 01人 挑戦者と七番勝負 04時間 挑戦者に4勝で白玲位防衛 挑戦者に4敗で白玲位失冠→次期 A級(1位)
A級 10人 総当たり 9戦(原則)
+プレーオフ
03時間 【挑戦者】
白玲に4勝で白玲位獲得
【降級】
成績下位の2名→次期 B級
B級 10人 総当たり 9戦(原則) 【昇級】
成績上位の2名→次期 A級
【降級】
成績下位の3名→次期 C級
C級 20人 同クラス内で 8戦 02時間 【昇級】
成績上位の3名[注釈 4]→次期 B級
【降級】
成績下位の4名→次期 D級
D級 不定 【昇級】
成績上位の4名[注釈 4]→次期 C級
【降級点】
成績下位(参加人数4.5人につき1人の割合)
  • 持ち時間は全てチェスクロック方式。
  • 新規に女流プロ入りした女流棋士が女流順位戦に初参加する場合、原則としてD級下位からの参加となる(第2期以降)。
  • 女流順位戦からの陥落者が、「規定条件」(下記参照)を満たして女流順位戦に復帰する場合は、D級下位からの復帰となる。
  • C級以下で全勝者が昇級枠以上発生した場合は、次期上位クラスの降級人数を増やして人数調整を行う。途中休場による不戦敗を含めて降級(降級点)に相当する成績となった場合や、前期を休場し張出となったまま再度休場した場合も降級(降級点)の対象となる。
  • 定員のあるC級以上で引退等により欠員が生じた場合、欠員が生じたクラスより下位のクラスで欠員分の昇級枠を増やして人数調整を行う。A級が欠員1で参加者9人の場合、白玲挑戦者1名と降級2名は変更されず、B級・C級・D級の昇級枠が通常より1名増やされる。
  • リーグ戦実施期間を一時的に休場する場合は、可能な限り対局日程の変更で対応する[9]
  • 対局は基本的にA・B級、C級、D級をそれぞれ同日に行う。10月から7月にかけて月1回行われるが、原則として2月は対局を行わない。1月は基本的にA・B級のみで、C・D級では参加人数が奇数になった場合のみ行われる。

D級降級点

女流順位戦のA級、B級、C級での成績下位者は次期下位クラスへと降級となるのに対し、D級の成績下位者は降級とならず「降級点」を付けられる。

女流順位戦D級降級点に関する規定
  • D級降級点は「参加人数4.5人につき1人の割合」で成績下位者に付与される。
  • D級降級点3つの付与で、女流順位戦D級から降級となり女流順位戦への参加権を失う
    • 1つ目のD級降級点は、D級在籍中は消去されない。
    • 2つ目のD級降級点は、D級で勝ち越し(5勝以上)の条件を満たせば消去される。
      • 棋士の順位戦での降級点規定と異なり、D級降級点は2期連続指し分け(4勝4敗)では消去されない。
  • C級に昇級、またはD級から降級した場合、降級点は全てリセットされる。再度D級に在籍する場合、1年目は降級点0となる。
  • 女流順位戦D級から降級・陥落した女流棋士は、次の「規定条件」を満たせば女流順位戦D級に復帰できる。復帰までの期限は設けられていない。
  • 女流順位戦D級成績下位者に与えられる「D級降級点」は、例年4月1日公表の引退女流棋士の判断根拠となる「女流棋士引退規定」による「降級点」とは異なる制度である。
    • これらの異なる「降級点」は合算されない。
    • 「女流棋士引退規定」における「降級点規定」により引退該当者となったのち、女流順位戦で「D級降級点」を付与・累積状態で引退した事例がある[注釈 5]

過去の方式

第1期

第1期女流順位戦
  • 順位決定リーグ戦:64名の女流棋士[注釈 2]が8名1組とするAからHまでの8組に分かれての総当たりリーグ戦持ち時間は2時間(チェスクロック方式)。同成績で並んだ場合は該当者同士のリーグ戦での勝敗・成績で順位を決定し、順位が決定しない場合はトーナメント形式でのプレーオフを行う[9]
  • 順位決定トーナメント戦:AからHまでの各組同順位者8名による順位決定戦。
第1期白玲戦 七番勝負
各組1位による順位決定トーナメント戦の決勝(1位・2位決定戦)に進出した2名による七番勝負。持ち時間は4時間(チェスクロック方式)。第2期以降はタイトルホルダー(白玲)と女流順位戦・A級で優勝した女流棋士による対戦となる。

白玲戦七番勝負・女流順位戦A級の歴代記録

七番勝負勝敗(白玲側から見た勝敗)
○:勝ち  ●:負け  千:千日手  持:持将棋
白玲戦七番勝負
太字 :白玲獲得者(七番勝負勝者) 太字Q :クイーン称号獲得者(七番勝負勝者)
女流順位戦A級リーグ
白玲挑戦者 / 当期昇級者 / 次期降級者 / 0引退など(降級以外)
  • 順位はリーグ成績順位(第1期は順位決定戦の順。数字はリーグ順位)
  • 着色は白玲獲得経験者。
年度 白玲戦 七番勝負 女流順位戦 順位決定戦
(リーグ戦A-H組 各組1位によるトーナメント)
( 各組2位によるトーナメント
上位3名
)

注記
挑戦者 勝敗 挑戦者 1-2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位
1 2021 西山朋佳 ○○○○--- 渡部愛 西山
渡部
里見 加藤 伊藤 石本 加藤 中井 鈴木 甲斐 山根
( トーナメント
成績順
)

年度 白玲戦 七番勝負 女流順位戦 A級 (当期成績順、数字はリーグ順位) 注記
白玲 勝敗 挑戦者 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
2 2022 西山朋佳 ●●○○●○● 里見香奈 2.里見 4.伊藤 6.加藤 7.中井 3.加藤 9.甲斐 10.山根 1.渡部 5.石本 8.鈴木 (リーグ成績順)
3 2023 里見香奈 ●○○○●●○ 西山朋佳 1.西山 2.伊藤 3.加藤 7.山根 10.上田 5.加藤 6.甲斐 8.渡部 4.中井 9.中村△▼ (リーグ成績順)
4 2024 西山朋佳 ------- 1.福間 2.伊藤 3.加藤 4.山根 5.上田 6.加藤 7.渡部 8.塚田 9.石本 (欠員1) (リーグ開始順位)
参加人数
合計 白玲 A級 B級 C級 D級
1 64人 (クラス分けなし)
2 68人 1 10 10 20 27
3 73人 1 10 10 20 32
4 76人 1 9 10 20 36

白玲戦・女流順位戦A級の記録

(第3期終了まで)
タイトル白玲獲得 七番勝負出場 挑戦 A級在籍(白玲在位含む)
最多 西山朋佳 2期 西山朋佳 3期 西山朋佳 2期 西山朋佳他 2期
連続 (連覇 該当者なし) 西山朋佳 3期連続 (該当者なし) 西山朋佳他 2期
最年少 第1期 西山朋佳 26歳 第1期 西山朋佳 26歳 第2期 石本さくら 22歳
最年長 第2期 里見香奈 30歳 第2期 里見香奈 30歳 第3期 中井広恵 53歳

通算成績

  • 記載は白玲獲得・挑戦者またはA級在籍経験者に限る。
  • 太字は永世位獲得者または最多記録。「*」は継続中の記録。
  • 「A級」は 現白玲 および 第3期A級在籍者(A級在籍は白玲在位も含む)。
記録は第3期終了時まで (A級在籍期数は第3期まで)
女流棋士 A級 白玲
在位期数
七番勝負
出場期数
A級在籍期数
(第2期以降)
通算 連続 通算 連続 通算 連続
にしやま ともか 西山朋佳 1 白玲 2* 1* 3* 3* 2* 2*
ふくま かな 福間香奈 2 A級 1 1 2* 2* 2* 2*
わたなへ まな 渡部愛 2 A級 0 0 1 1 2* 2*
いとう さえ 伊藤沙恵 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
かとう ももこ 加藤桃子 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
なかい ひろえ 中井広恵 3 A級 0 0 0 0 2* 2*
かとう けい 加藤圭 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
かい ともみ 甲斐智美 9 A級引退 0 0 0 0 2* 2*
やまね ことみ 山根ことみ 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
うえた はつみ 上田初美 2 A級 0 0 0 0 1* 1*
なかむら まりか 中村真梨花 3 A級 0 0 0 0 1* 1*
いしもと さくら 石本さくら 4 - 0 0 0 0 1 1
すすき かんな 鈴木環那 4 - 0 0 0 0 1 1

女流順位戦の記録

凡例
00 :白玲獲得者0 太字 :挑戦権獲得者0 00 :引退0
  • 年度は対応する白玲戦のものを表示している。
例年、白玲戦は8月からの開催であり、予選にあたる女流順位戦はその前年10月より行われる。
  • 総数は白玲を含んだ女流順位戦参加人数。
第1期 - 第4期
年度 白玲 A級 (定員10) B級 (定員10) C級 (定員20) D級 総数
(人)
挑戦者 降級 A昇級 降級 B昇級 降級 C昇級 降級点 降級ほか 新加入
1 2021
-
西山
渡部
( 順位決定戦を実施 )
64
2 2022 (第1期白玲)
西山朋佳
10人 10人 20人(うち全休2) 27人(うち全休1) 68
(8-1)
里見香
石本
鈴木
中村真(7-2)
上田(7-2)
武富
伊奈川
小高
室田(7-1)
山田久(7-1)
野原(6-2)
矢内
川又
和田は
村田
加藤結(7-1)
田中(7-1)
山口恵(6-2)
貞升(6-2)
山口絵*
北尾*
安食*
石高*
脇田*
(引退)
山口絵
安食
内山あや
山口稀良莉
大島綾華
田中沙紀
3 2023 里見香奈 10人 10人 20人(うち全休1) 32人 73
(8-1)
西山
中井
中村真
(引退)
甲斐
塚田(8-1)
石本(5-4)
千葉
岩根
山田久
伊奈川(7-1)
和田あ(7-1)
武富(5-3)
竹部
船戸
宮宗
大島(7-1)
渡辺(6-2)
内山(6-2)
(6-2)
相川*
長沢*
斎田*
山口仁*
北尾**
井道*
*
(引退)
北尾
佐々木海法
岩佐美帆子
榊菜吟
鎌田美礼
木村朱里
梅津美琴
松下舞琳
4 2024 西山朋佳 9人 /欠員 -1 10人 20人 36人 76
(7-1)
福間(里見)
伊藤沙
渡部
塚田
和田あ(7-2)
鈴木(6-3)
香川(6-3)
室田
北村
中村真
千葉(6-2)
岩根(6-2)
頼本(6-2)
加藤結(6-2)
礒谷真
藤井
渡辺
山田久
佐々木(7-1)
高浜(6-2)
長谷川(6-2)
長沢(6-2)
久保(6-2)
(引退)
船戸
中村桃
久保翔子
今井絢
宮澤紗希
森本理子
砂原奏
磯谷祐維

不参加者:早水千紗(第1-4期:休場)、山田朱未(第1-4期:休場)

女流順位戦にまつわる記録

女流順位戦参加(白玲在位含む)
  • 最年少(初)対局 : 木村朱里7001140000000000000♠14歳3か月 、第3期=D級1局目)
  • 最年長対局 : 長沢千和子7001600000000000000♠60歳0か月 、第4期=D級8局目<最終局>)
  • 最年長初対局 : 長沢千和子(7001570000000000000♠57歳4か月 、第2期=D級1局目)
女流順位戦各級在籍記録
スタブアイコン

この項目は、将棋に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:ボードゲーム)。

  • 表示
  • 編集
  • A級
    • 連続在籍(白玲在位を含む)西山朋佳(連続4期、第1期-第4期
    • 連続在籍(白玲在位を除く)伊藤沙恵ほか、計5名[注釈 6](連続3期、第2期-第4期)
    • 通算在籍(白玲在位を含む)西山朋佳(通算4期、第1期-第4期
    • 通算在籍(白玲在位を除く)伊藤沙恵ほか、計5名(通算3期、第2期-第4期)
    • 最年長在籍:中井広恵7001540000000000000♠54歳0か月 、第3期=9局目<最終局>
    • 最年少在籍:石本さくら7001220000000000000♠22歳9か月 、第2期=1局目
  • B級
  • C級
    • 連続在籍:室谷由紀ほか、計8名[注釈 7](連続3期、第2期-第4期
    • 通算在籍:室谷由紀ほか、計8名(通算3期、第2期-第4期)
    • 最年長在籍:山田久美7001570000000000000♠57歳5か月 、第4期=8局目<最終局>
    • 最年少在籍:野原未蘭7001180000000000000♠18歳2か月 、第2期=1局目
  • D級
    • 連続在籍:
    • 通算在籍:
    • 最年長在籍:長沢千和子7001600000000000000♠60歳0か月 、第4期=8局目<最終局>
    • 最年少在籍:木村朱里7001140000000000000♠14歳3か月 、第3期=1局目
女流順位戦連勝記録
  • 最多連勝記録:10連勝 - 伊藤沙恵(第2期A級を6連勝、第3期A級を4連勝)
  • A級最多連勝記録:10連勝 - 伊藤沙恵(第2期A級を6連勝、第3期A級を4連勝)
  • 初参加からの最多連勝記録:4連勝 - 鎌田美礼(第3期D級を4連勝)
女流順位戦リーグ戦全勝者
  • 該当者なし(第2期-第4期)

関連番組

2020年12月より2021年11月までの12回、BSフジにて本棋戦の第1期を扱ったドキュメンタリー『白玲〜初代女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された[10][11]。ナレーションは早見沙織が担当した。

2022年5月より12月までの8回、BSフジにて本棋戦の第2期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された。ナレーションは伊藤かりんが担当した。

2023年1月より12月までの12回、BSフジにて本棋戦の第3期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された。ナレーションは佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)が担当した。

2024年1月より毎月1回、BSフジにて本棋戦の第4期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送される。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ かつては「女流プロ名人位戦」において、A級、B級、C級に分けた階級別の昇降級リーグ戦方式を採用していた。制度を改定した現在の女流名人戦は、リーグ戦方式の挑戦者決定戦と、リーグ参加者一部入れ替えで予選トーナメント方式の併用になっている。
  2. ^ a b 第1期のみ、リーグ戦開始時に女流棋士ではない奨励会員の西山朋佳女流三冠も棋戦参加者に含む。西山の参加は、棋戦主催者であるヒューリック西浦会長が将棋連盟に要望したことであった[8]。なお、西山はリーグ戦期間中に奨励会を退会して女流棋士に転向している。
  3. ^ 定員に対する人数の過不足により、C級とD級の在籍人数が奇数の場合は「抜け番」を含めた9回戦制(一人8局)で行なう。
  4. ^ a b 全勝者は人数を問わず全員昇級
  5. ^ 2022年4月1日付で引退該当者となった安食総子女流初段(女流順位戦 D級在籍)の場合、2022年度の第2期女流順位戦D組の最終局(2022年7月)を以って引退となった。結果としてD級全局終了時点で降級点対象者であったが、2022年4月初頭時点で引退該当者として公表されていた。
  6. ^ 伊藤沙恵、加藤桃子、渡部愛、山根ことみ、加藤圭の5名。
  7. ^ 室谷由紀、清水市代、中澤沙耶、本田小百合、藤井奈々、頼本奈菜、礒谷真帆、藤田綾の8名。

出典

  1. ^ a b c “賞金最高額の1500万円 女流8つ目タイトル「白玲戦」を新設 ”. 東京新聞. 2023年7月4日閲覧。
  2. ^ “ヒューリック会長「一番強い女流棋士決めたい」”. 産経ニュース (2021年11月5日). 2021年11月5日閲覧。
  3. ^ a b c “女流新棋戦創設と主催者交代について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2020年10月6日閲覧。
  4. ^ “八つ目の新女流棋戦「白玲戦」 11月に開幕、優勝賞金は過去最高1500万円” (jp). Mainichi Daily News. (2020年10月6日). https://mainichi.jp/articles/20201006/k00/00m/040/179000c 2020年10月6日閲覧。 
  5. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月6日). “将棋で8つ目の女流タイトル戦創設 ヒューリック杯白玲戦女流順位戦”. 産経ニュース. 2020年10月6日閲覧。
  6. ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月6日). “将棋で8つ目の女流タイトル戦創設 ヒューリック杯白玲戦女流順位戦”. 産経ニュース. 2020年10月6日閲覧。
  7. ^ “「リコー将棋AI棋譜記録システム」をヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦に導入|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2021年2月1日閲覧。
  8. ^ マンスリー将棋 ヒューリック会長「一番強い女流棋士決めたい」 - 産経新聞(2021年11月5日)
  9. ^ a b c 将棋世界2020年12月号。
  10. ^ BSフジ新番組「白玲~初代女流棋士 No.1 決定戦~」が12月20日14時より放送開始日本将棋連盟公式サイト 2020年12月14日
  11. ^ “白玲 ~初代女流棋士No.1決定戦~|BSフジ”. www.bsfuji.tv. 2021年6月6日閲覧。

関連項目

  • 棋聖戦 (将棋) - ヒューリック特別協賛の将棋のタイトル戦

外部リンク

  • ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦 - 日本将棋連盟
白玲 歴代タイトル保持者
2020年代
白玲
A級
B級
C級
D級
次期参加
休場
数字は順位 / 名前横の「」は今期休場者 / D級の「*」は降級点の数(3つで女流順位戦の参加資格を失う)
「次期参加」は組み合わせ抽選基準日以降にプロ入りした女流棋士(当期は未参加) / 「休場」は第1期からの休場者(棋戦未参加)
  • 01 (2021)
  • 02 (2022)
  • 03 (2023)
  • 04 (2024)
  • 05 (2025)
  • 06 (2026)
  • 07 (2027)
  • 08 (2028)
  • 09 (2029)
  • 10 (2030)
将棋の棋戦
タイトル戦
各期一覧
  • 各期の竜王戦
  • 各期の名人戦・各期の順位戦
  • 各期の王位戦
  • 各期の叡王戦
  • 各期の王座戦
  • 各期の棋王戦
  • 各期の王将戦
  • 各期の棋聖戦

その他の
棋戦
全棋士参加棋戦
一部棋士参加可
準公式戦・非公式戦
(休止・終了)
  • ⇒ 休止・終了棋戦

女流
タイトル戦
各期一覧
  • 各期の白玲戦・女流順位戦
  • 各期の清麗戦
  • 各期のマイナビ女子オープン
  • 各期の女流王座戦
  • 各期の女流名人戦
  • 各期の女流王位戦
  • 各期の女流王将戦
  • 各期の倉敷藤花戦

その他の
女流棋戦
(休止・終了)
  • ⇒ 休止・終了棋戦
カテゴリ カテゴリ
スタブアイコン

この項目は、将棋に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:ボードゲーム)。

  • 表示
  • 編集

C級


白玲戦女流順位戦A級B級C級D級

 昇級  成績上位 3名 (または全勝者全員)
 降級  成績下位 4名 (17-20位)

持ち時間:各2時間(チェスクロック) / 切れたら一手60秒未満
(1回戦開始前 / 2024年7月05日時点)
全8局
順位 女流棋士 年齢 前期成績
(前期順位)
00 00 成績順 備考 昇級可能性 降級回避 注記
1回戦
開始前
1回戦
まで
1 室田伊緒 02 女流二段 35 B06 3-6 (B06) 0 0 1位 1位/11位
2 北村桂香 02 女流二段 28 B04 2-7 (B04) 0 0 2位 1位-12位
3 中村真梨花 04 女流四段 37 B02 1-8 (B02) 0 0 3位 1位-13位
4 内山あや 01 女流初段 20 C19 6-2 (C19) 0 0 4位 4位-14位
5 本田小百合 03 女流三段 45 C10 5-3 (C10) 0 0 5位 1位-15位
6 清水市代 07 女流七段 55 C14 5-3 (C14) 0 0 6位 1位-16位
7 小高佐季子 01 女流初段 22 C04 4-4 (C04) 0 0 7位 1位-17位
8 室谷由紀 03 女流三段 31 C05 4-4 (C05) 0 0 8位 1位-18位
9 中澤沙耶 01 女流初段 28 C07 4-4 (C07) 0 0 9位 1位-19位
10 山口恵梨子 03 女流三段 32 C09 4-4 (C09) 0 0 10位 1位-20位
11 田中沙紀 0.2 女流1級 29 C12 4-4 (C12) 0 0 11位 1位-20位
12 堀彩乃 01 女流初段 31 C20 4-4 (C20) 0 0 12位 2位-20位
13 貞升南 02 女流二段 38 C13 3-5 (C13) 0 0 13位 3位-20位
14 藤田綾 02 女流二段 37 C16 3-5 (C16) 0 0 14位 4位-20位
15 大島綾華 02 女流二段 21 C17 3-5 (C17) 0 0 15位 5位-20位
16       0 0 16位 6位-20位
17       0 0 17位 7位-20位
18       0 0 18位 8位-20位
19       0 0 19位 9位-20位
20       0 0 20位 10位/20位

勝敗欄の太数字は1回戦の対局結果。成績順の*印は未確定順位。


別日程の対局

_回戦
第5期女流順位戦 C級 勝敗表
白玲戦
棋戦の分類 女流タイトル戦
正式名称 ヒューリック杯白玲戦
開催概要
開催時期 8月 - 10月
初回開催 2021年度
持ち時間 4時間
番勝負 七番勝負
優勝賞金 1,500万円[1]
主催 ヒューリック日本将棋連盟
公式サイト ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦
記録
現白玲 西山朋佳第3期
最多優勝 西山朋佳(通算2期 / 第1期、第3期)
最長連覇 該当者なし
テンプレートを表示
女流順位戦
棋戦の分類 白玲戦の予選
開催概要
開催時期 10月 - 翌年7月
初回開催 2020年度(第1期)
持ち時間 A級、B級:3時間
C級、D級:2時間
主催 ヒューリック日本将棋連盟
公式サイト ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦
記録
テンプレートを表示

ヒューリック杯白玲戦(ヒューリックはいはくれいせん)は、ヒューリック日本将棋連盟が主催する将棋の棋戦(女流タイトル戦)[2]。女流棋戦では唯一の七番勝負であり、勝者は白玲のタイトル称号を得る。白玲のタイトル保持者は序列1位となり、優勝賞金は女流棋戦の過去最高となる1,500万円[1]

本項目では、白玲戦の挑戦者決定のために実施される女流順位戦(じょりゅうじゅんいせん)についても述べる。

2020年11月13日に第1期女流順位戦が開幕し、第1期白玲戦七番勝負は2021年9月~10月に実施[3]

概要

女流タイトル戦「白玲戦」の優勝賞金は1,500万円[1]で、竜王戦七番勝負敗者賞金1,650万円に匹敵する額であり、女流棋戦では序列2位の清麗戦(700万円)の2倍以上となる。タイトル名「白玲」の由来は「『令』和の『王』者が真っ『白』なページに時代を刻む」[4]。なお、本棋戦の創設に伴い、ヒューリックが創設し第2期まで主催してきた清麗戦は、第3期から大成建設の主催に移行された[3]。会見でヒューリックの西浦三郎会長は「本当の意味の実力が出てくるのではないかと、順位戦という形をとらさせていただいた。女流棋士にはもっと強くなってほしい」と述べた[5]

本棋戦の成績による「白玲獲得で女流三段」「A級昇級で女流二段」「B級昇級で女流初段」「C級昇級で女流1級」の独自の昇段規定が設けられた[6]。また、本棋戦の創設により、女流棋戦も(男性)棋戦と同じ8タイトルとなった。

2020年のリコー杯女流王座戦で初めて導入された「リコーAI自動記録システム(リコー棋録)」を白玲戦においても導入することが発表された[7]。2021年1月29日の対局から使用されている。

2022年開始の第3期より、棋戦名における冠名の表記順に変更があり、それまでの「期数・冠名・棋戦名」の順(第2期ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦)から「冠名・期数・棋戦名」の順(ヒューリック杯 第3期 白玲戦・女流順位戦)の名称で行われている。

方式

予選は「女流順位戦」という独立した名称となり、白玲のタイトル保持者を頂点として上からA級、B級、C級、D級に階級を分けて年度ごとに昇降級する制度を採用し、「名人戦・順位戦」の制度を女流棋戦において踏襲した形式となる[3][注釈 1]。棋戦のシステム上、女流順位戦の参加者は女流棋士のみとなっている[注釈 2]

現行の方式

第2期では、第1期女流順位戦の成績順位(1-64位)に基づき、以下の様にクラス分けされる。

  • 白玲 : 第1期 1位の女流棋士
  • A級 (定員10名) : 第1期 2位-11位 の女流棋士
  • B級 (定員10名) : 第1期 12位-21位 の女流棋士
  • C級 (定員20名) : 第1期 22位-41位 の女流棋士
  • D級 (定員なし) : 第1期 42位-64位 の女流棋士 および 第1期不参加の女流棋士

白玲を除くA-D級の各組でリーグ戦形式による「女流順位戦」を行なう。

  • A級とB級のリーグ戦はいずれも10人による総当たり9回戦制、C級とD級のリーグ戦は事前抽選による8回戦制で行なう[注釈 3]
  • リーグ戦成績により順位付けを行なう(同成績の場合は開始時の順位に基づく)。
    ただし、A級の成績最上位者が複数いる場合はプレーオフ(パラマス方式)を実施する。
  • A級の優勝者(成績最上位者)は「白玲戦」の挑戦者として七番勝負に進出する[6]
  • 各クラスの「成績下位者」と「下位クラスでの成績上位者」同士で次期クラスを入れ替える(昇級・降級)。

第3期以降は、前期成績に基づき昇・降級を反映した各クラスにおいて、同じようにリーグ戦形式による「女流順位戦」を行なう。

クラスと昇級・降級[9]
クラス 定員 白玲戦・順位戦の

対局数

持ち時間 昇級など 降級・降級点
白玲 01人 挑戦者と七番勝負 04時間 挑戦者に4勝で白玲位防衛 挑戦者に4敗で白玲位失冠→次期 A級(1位)
A級 10人 総当たり 9戦(原則)
+プレーオフ
03時間 【挑戦者】
白玲に4勝で白玲位獲得
【降級】
成績下位の2名→次期 B級
B級 10人 総当たり 9戦(原則) 【昇級】
成績上位の2名→次期 A級
【降級】
成績下位の3名→次期 C級
C級 20人 同クラス内で 8戦 02時間 【昇級】
成績上位の3名[注釈 4]→次期 B級
【降級】
成績下位の4名→次期 D級
D級 不定 【昇級】
成績上位の4名[注釈 4]→次期 C級
【降級点】
成績下位(参加人数4.5人につき1人の割合)
  • 持ち時間は全てチェスクロック方式。
  • 新規に女流プロ入りした女流棋士が女流順位戦に初参加する場合、原則としてD級下位からの参加となる(第2期以降)。
  • 女流順位戦からの陥落者が、「規定条件」(下記参照)を満たして女流順位戦に復帰する場合は、D級下位からの復帰となる。
  • C級以下で全勝者が昇級枠以上発生した場合は、次期上位クラスの降級人数を増やして人数調整を行う。途中休場による不戦敗を含めて降級(降級点)に相当する成績となった場合や、前期を休場し張出となったまま再度休場した場合も降級(降級点)の対象となる。
  • 定員のあるC級以上で引退等により欠員が生じた場合、欠員が生じたクラスより下位のクラスで欠員分の昇級枠を増やして人数調整を行う。A級が欠員1で参加者9人の場合、白玲挑戦者1名と降級2名は変更されず、B級・C級・D級の昇級枠が通常より1名増やされる。
  • リーグ戦実施期間を一時的に休場する場合は、可能な限り対局日程の変更で対応する[9]
  • 対局は基本的にA・B級、C級、D級をそれぞれ同日に行う。10月から7月にかけて月1回行われるが、原則として2月は対局を行わない。1月は基本的にA・B級のみで、C・D級では参加人数が奇数になった場合のみ行われる。

D級降級点

女流順位戦のA級、B級、C級での成績下位者は次期下位クラスへと降級となるのに対し、D級の成績下位者は降級とならず「降級点」を付けられる。

女流順位戦D級降級点に関する規定
  • D級降級点は「参加人数4.5人につき1人の割合」で成績下位者に付与される。
  • D級降級点3つの付与で、女流順位戦D級から降級となり女流順位戦への参加権を失う
    • 1つ目のD級降級点は、D級在籍中は消去されない。
    • 2つ目のD級降級点は、D級で勝ち越し(5勝以上)の条件を満たせば消去される。
      • 棋士の順位戦での降級点規定と異なり、D級降級点は2期連続指し分け(4勝4敗)では消去されない。
  • C級に昇級、またはD級から降級した場合、降級点は全てリセットされる。再度D級に在籍する場合、1年目は降級点0となる。
  • 女流順位戦D級から降級・陥落した女流棋士は、次の「規定条件」を満たせば女流順位戦D級に復帰できる。復帰までの期限は設けられていない。
  • 女流順位戦D級成績下位者に与えられる「D級降級点」は、例年4月1日公表の引退女流棋士の判断根拠となる「女流棋士引退規定」による「降級点」とは異なる制度である。
    • これらの異なる「降級点」は合算されない。
    • 「女流棋士引退規定」における「降級点規定」により引退該当者となったのち、女流順位戦で「D級降級点」を付与・累積状態で引退した事例がある[注釈 5]

過去の方式

第1期

第1期女流順位戦
  • 順位決定リーグ戦:64名の女流棋士[注釈 2]が8名1組とするAからHまでの8組に分かれての総当たりリーグ戦持ち時間は2時間(チェスクロック方式)。同成績で並んだ場合は該当者同士のリーグ戦での勝敗・成績で順位を決定し、順位が決定しない場合はトーナメント形式でのプレーオフを行う[9]
  • 順位決定トーナメント戦:AからHまでの各組同順位者8名による順位決定戦。
第1期白玲戦 七番勝負
各組1位による順位決定トーナメント戦の決勝(1位・2位決定戦)に進出した2名による七番勝負。持ち時間は4時間(チェスクロック方式)。第2期以降はタイトルホルダー(白玲)と女流順位戦・A級で優勝した女流棋士による対戦となる。

白玲戦七番勝負・女流順位戦A級の歴代記録

七番勝負勝敗(白玲側から見た勝敗)
○:勝ち  ●:負け  千:千日手  持:持将棋
白玲戦七番勝負
太字 :白玲獲得者(七番勝負勝者) 太字Q :クイーン称号獲得者(七番勝負勝者)
女流順位戦A級リーグ
白玲挑戦者 / 当期昇級者 / 次期降級者 / 0引退など(降級以外)
  • 順位はリーグ成績順位(第1期は順位決定戦の順。数字はリーグ順位)
  • 着色は白玲獲得経験者。
年度 白玲戦 七番勝負 女流順位戦 順位決定戦
(リーグ戦A-H組 各組1位によるトーナメント)
( 各組2位によるトーナメント
上位3名
)

注記
挑戦者 勝敗 挑戦者 1-2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位
1 2021 西山朋佳 ○○○○--- 渡部愛 西山
渡部
里見 加藤 伊藤 石本 加藤 中井 鈴木 甲斐 山根
( トーナメント
成績順
)

年度 白玲戦 七番勝負 女流順位戦 A級 (当期成績順、数字はリーグ順位) 注記
白玲 勝敗 挑戦者 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
2 2022 西山朋佳 ●●○○●○● 里見香奈 2.里見 4.伊藤 6.加藤 7.中井 3.加藤 9.甲斐 10.山根 1.渡部 5.石本 8.鈴木 (リーグ成績順)
3 2023 里見香奈 ●○○○●●○ 西山朋佳 1.西山 2.伊藤 3.加藤 7.山根 10.上田 5.加藤 6.甲斐 8.渡部 4.中井 9.中村△▼ (リーグ成績順)
4 2024 西山朋佳 ------- 1.福間 2.伊藤 3.加藤 4.山根 5.上田 6.加藤 7.渡部 8.塚田 9.石本 (欠員1) (リーグ開始順位)
参加人数
合計 白玲 A級 B級 C級 D級
1 64人 (クラス分けなし)
2 68人 1 10 10 20 27
3 73人 1 10 10 20 32
4 76人 1 9 10 20 36

白玲戦・女流順位戦A級の記録

(第3期終了まで)
タイトル白玲獲得 七番勝負出場 挑戦 A級在籍(白玲在位含む)
最多 西山朋佳 2期 西山朋佳 3期 西山朋佳 2期 西山朋佳他 2期
連続 (連覇 該当者なし) 西山朋佳 3期連続 (該当者なし) 西山朋佳他 2期
最年少 第1期 西山朋佳 26歳 第1期 西山朋佳 26歳 第2期 石本さくら 22歳
最年長 第2期 里見香奈 30歳 第2期 里見香奈 30歳 第3期 中井広恵 53歳

通算成績

  • 記載は白玲獲得・挑戦者またはA級在籍経験者に限る。
  • 太字は永世位獲得者または最多記録。「*」は継続中の記録。
  • 「A級」は 現白玲 および 第3期A級在籍者(A級在籍は白玲在位も含む)。
記録は第3期終了時まで (A級在籍期数は第3期まで)
女流棋士 A級 白玲
在位期数
七番勝負
出場期数
A級在籍期数
(第2期以降)
通算 連続 通算 連続 通算 連続
にしやま ともか 西山朋佳 1 白玲 2* 1* 3* 3* 2* 2*
ふくま かな 福間香奈 2 A級 1 1 2* 2* 2* 2*
わたなへ まな 渡部愛 2 A級 0 0 1 1 2* 2*
いとう さえ 伊藤沙恵 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
かとう ももこ 加藤桃子 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
なかい ひろえ 中井広恵 3 A級 0 0 0 0 2* 2*
かとう けい 加藤圭 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
かい ともみ 甲斐智美 9 A級引退 0 0 0 0 2* 2*
やまね ことみ 山根ことみ 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
うえた はつみ 上田初美 2 A級 0 0 0 0 1* 1*
なかむら まりか 中村真梨花 3 A級 0 0 0 0 1* 1*
いしもと さくら 石本さくら 4 - 0 0 0 0 1 1
すすき かんな 鈴木環那 4 - 0 0 0 0 1 1

女流順位戦の記録

凡例
00 :白玲獲得者0 太字 :挑戦権獲得者0 00 :引退0
  • 年度は対応する白玲戦のものを表示している。
例年、白玲戦は8月からの開催であり、予選にあたる女流順位戦はその前年10月より行われる。
  • 総数は白玲を含んだ女流順位戦参加人数。
第1期 - 第4期
年度 白玲 A級 (定員10) B級 (定員10) C級 (定員20) D級 総数
(人)
挑戦者 降級 A昇級 降級 B昇級 降級 C昇級 降級点 降級ほか 新加入
1 2021
-
西山
渡部
( 順位決定戦を実施 )
64
2 2022 (第1期白玲)
西山朋佳
10人 10人 20人(うち全休2) 27人(うち全休1) 68
(8-1)
里見香
石本
鈴木
中村真(7-2)
上田(7-2)
武富
伊奈川
小高
室田(7-1)
山田久(7-1)
野原(6-2)
矢内
川又
和田は
村田
加藤結(7-1)
田中(7-1)
山口恵(6-2)
貞升(6-2)
山口絵*
北尾*
安食*
石高*
脇田*
(引退)
山口絵
安食
内山あや
山口稀良莉
大島綾華
田中沙紀
3 2023 里見香奈 10人 10人 20人(うち全休1) 32人 73
(8-1)
西山
中井
中村真
(引退)
甲斐
塚田(8-1)
石本(5-4)
千葉
岩根
山田久
伊奈川(7-1)
和田あ(7-1)
武富(5-3)
竹部
船戸
宮宗
大島(7-1)
渡辺(6-2)
内山(6-2)
(6-2)
相川*
長沢*
斎田*
山口仁*
北尾**
井道*
*
(引退)
北尾
佐々木海法
岩佐美帆子
榊菜吟
鎌田美礼
木村朱里
梅津美琴
松下舞琳
4 2024 西山朋佳 9人 /欠員 -1 10人 20人 36人 76
(7-1)
福間(里見)
伊藤沙
渡部
塚田
和田あ(7-2)
鈴木(6-3)
香川(6-3)
室田
北村
中村真
千葉(6-2)
岩根(6-2)
頼本(6-2)
加藤結(6-2)
礒谷真
藤井
渡辺
山田久
佐々木(7-1)
高浜(6-2)
長谷川(6-2)
長沢(6-2)
久保(6-2)
(引退)
船戸
中村桃
久保翔子
今井絢
宮澤紗希
森本理子
砂原奏
磯谷祐維

不参加者:早水千紗(第1-4期:休場)、山田朱未(第1-4期:休場)

女流順位戦にまつわる記録

女流順位戦参加(白玲在位含む)
  • 最年少(初)対局 : 木村朱里7001140000000000000♠14歳3か月 、第3期=D級1局目)
  • 最年長対局 : 長沢千和子7001600000000000000♠60歳0か月 、第4期=D級8局目<最終局>)
  • 最年長初対局 : 長沢千和子(7001570000000000000♠57歳4か月 、第2期=D級1局目)
女流順位戦各級在籍記録
スタブアイコン

この項目は、将棋に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:ボードゲーム)。

  • 表示
  • 編集
  • A級
    • 連続在籍(白玲在位を含む)西山朋佳(連続4期、第1期-第4期
    • 連続在籍(白玲在位を除く)伊藤沙恵ほか、計5名[注釈 6](連続3期、第2期-第4期)
    • 通算在籍(白玲在位を含む)西山朋佳(通算4期、第1期-第4期
    • 通算在籍(白玲在位を除く)伊藤沙恵ほか、計5名(通算3期、第2期-第4期)
    • 最年長在籍:中井広恵7001540000000000000♠54歳0か月 、第3期=9局目<最終局>
    • 最年少在籍:石本さくら7001220000000000000♠22歳9か月 、第2期=1局目
  • B級
  • C級
    • 連続在籍:室谷由紀ほか、計8名[注釈 7](連続3期、第2期-第4期
    • 通算在籍:室谷由紀ほか、計8名(通算3期、第2期-第4期)
    • 最年長在籍:山田久美7001570000000000000♠57歳5か月 、第4期=8局目<最終局>
    • 最年少在籍:野原未蘭7001180000000000000♠18歳2か月 、第2期=1局目
  • D級
    • 連続在籍:
    • 通算在籍:
    • 最年長在籍:長沢千和子7001600000000000000♠60歳0か月 、第4期=8局目<最終局>
    • 最年少在籍:木村朱里7001140000000000000♠14歳3か月 、第3期=1局目
女流順位戦連勝記録
  • 最多連勝記録:10連勝 - 伊藤沙恵(第2期A級を6連勝、第3期A級を4連勝)
  • A級最多連勝記録:10連勝 - 伊藤沙恵(第2期A級を6連勝、第3期A級を4連勝)
  • 初参加からの最多連勝記録:4連勝 - 鎌田美礼(第3期D級を4連勝)
女流順位戦リーグ戦全勝者
  • 該当者なし(第2期-第4期)

関連番組

2020年12月より2021年11月までの12回、BSフジにて本棋戦の第1期を扱ったドキュメンタリー『白玲〜初代女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された[10][11]。ナレーションは早見沙織が担当した。

2022年5月より12月までの8回、BSフジにて本棋戦の第2期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された。ナレーションは伊藤かりんが担当した。

2023年1月より12月までの12回、BSフジにて本棋戦の第3期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された。ナレーションは佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)が担当した。

2024年1月より毎月1回、BSフジにて本棋戦の第4期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送される。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ かつては「女流プロ名人位戦」において、A級、B級、C級に分けた階級別の昇降級リーグ戦方式を採用していた。制度を改定した現在の女流名人戦は、リーグ戦方式の挑戦者決定戦と、リーグ参加者一部入れ替えで予選トーナメント方式の併用になっている。
  2. ^ a b 第1期のみ、リーグ戦開始時に女流棋士ではない奨励会員の西山朋佳女流三冠も棋戦参加者に含む。西山の参加は、棋戦主催者であるヒューリック西浦会長が将棋連盟に要望したことであった[8]。なお、西山はリーグ戦期間中に奨励会を退会して女流棋士に転向している。
  3. ^ 定員に対する人数の過不足により、C級とD級の在籍人数が奇数の場合は「抜け番」を含めた9回戦制(一人8局)で行なう。
  4. ^ a b 全勝者は人数を問わず全員昇級
  5. ^ 2022年4月1日付で引退該当者となった安食総子女流初段(女流順位戦 D級在籍)の場合、2022年度の第2期女流順位戦D組の最終局(2022年7月)を以って引退となった。結果としてD級全局終了時点で降級点対象者であったが、2022年4月初頭時点で引退該当者として公表されていた。
  6. ^ 伊藤沙恵、加藤桃子、渡部愛、山根ことみ、加藤圭の5名。
  7. ^ 室谷由紀、清水市代、中澤沙耶、本田小百合、藤井奈々、頼本奈菜、礒谷真帆、藤田綾の8名。

出典

  1. ^ a b c “賞金最高額の1500万円 女流8つ目タイトル「白玲戦」を新設 ”. 東京新聞. 2023年7月4日閲覧。
  2. ^ “ヒューリック会長「一番強い女流棋士決めたい」”. 産経ニュース (2021年11月5日). 2021年11月5日閲覧。
  3. ^ a b c “女流新棋戦創設と主催者交代について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2020年10月6日閲覧。
  4. ^ “八つ目の新女流棋戦「白玲戦」 11月に開幕、優勝賞金は過去最高1500万円” (jp). Mainichi Daily News. (2020年10月6日). https://mainichi.jp/articles/20201006/k00/00m/040/179000c 2020年10月6日閲覧。 
  5. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月6日). “将棋で8つ目の女流タイトル戦創設 ヒューリック杯白玲戦女流順位戦”. 産経ニュース. 2020年10月6日閲覧。
  6. ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月6日). “将棋で8つ目の女流タイトル戦創設 ヒューリック杯白玲戦女流順位戦”. 産経ニュース. 2020年10月6日閲覧。
  7. ^ “「リコー将棋AI棋譜記録システム」をヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦に導入|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2021年2月1日閲覧。
  8. ^ マンスリー将棋 ヒューリック会長「一番強い女流棋士決めたい」 - 産経新聞(2021年11月5日)
  9. ^ a b c 将棋世界2020年12月号。
  10. ^ BSフジ新番組「白玲~初代女流棋士 No.1 決定戦~」が12月20日14時より放送開始日本将棋連盟公式サイト 2020年12月14日
  11. ^ “白玲 ~初代女流棋士No.1決定戦~|BSフジ”. www.bsfuji.tv. 2021年6月6日閲覧。

関連項目

  • 棋聖戦 (将棋) - ヒューリック特別協賛の将棋のタイトル戦

外部リンク

  • ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦 - 日本将棋連盟
白玲 歴代タイトル保持者
2020年代
白玲
A級
B級
C級
D級
次期参加
休場
数字は順位 / 名前横の「」は今期休場者 / D級の「*」は降級点の数(3つで女流順位戦の参加資格を失う)
「次期参加」は組み合わせ抽選基準日以降にプロ入りした女流棋士(当期は未参加) / 「休場」は第1期からの休場者(棋戦未参加)
  • 01 (2021)
  • 02 (2022)
  • 03 (2023)
  • 04 (2024)
  • 05 (2025)
  • 06 (2026)
  • 07 (2027)
  • 08 (2028)
  • 09 (2029)
  • 10 (2030)
将棋の棋戦
タイトル戦
各期一覧
  • 各期の竜王戦
  • 各期の名人戦・各期の順位戦
  • 各期の王位戦
  • 各期の叡王戦
  • 各期の王座戦
  • 各期の棋王戦
  • 各期の王将戦
  • 各期の棋聖戦

その他の
棋戦
全棋士参加棋戦
一部棋士参加可
準公式戦・非公式戦
(休止・終了)
  • ⇒ 休止・終了棋戦

女流
タイトル戦
各期一覧
  • 各期の白玲戦・女流順位戦
  • 各期の清麗戦
  • 各期のマイナビ女子オープン
  • 各期の女流王座戦
  • 各期の女流名人戦
  • 各期の女流王位戦
  • 各期の女流王将戦
  • 各期の倉敷藤花戦

その他の
女流棋戦
(休止・終了)
  • ⇒ 休止・終了棋戦
カテゴリ カテゴリ
スタブアイコン

この項目は、将棋に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:ボードゲーム)。

  • 表示
  • 編集

D級


白玲戦女流順位戦A級B級C級D級

 昇級  成績上位 4名(または全勝者全員)
 降級点  成績下位 8名(30-37位) /  降級  降級点=3回
(降級点の消去:D級で勝ち越し=5勝以上の条件を満たせば2つ目のみ消去)

持ち時間:各2時間(チェスクロック) / 切れたら一手60秒未満
(1回戦開始前 / 2024年7月08日時点)
全8局
順位 降級点 女流棋士 年齢 前期成績
(前期順位)
00 00 成績順 備考 昇級可能性 降級点回避 注記
1回戦
開始前
7回戦
終了
1 礒谷真帆 01 女流初段 22 C11 2-6 (C11) 0 0 1位
2 藤井奈々 01 女流初段 26 C15 2-6 (C15) 0 0 4位
3 渡辺弥生 02 女流二段 44 C18 2-6 (C18) 0 0 3位
4 山田久美 04 女流四段 57 C03 1-7 (C07) 0 0 4位
5       0 0 5位
6       0 0 6位
7       0 0 7位
8       0 0 8位
9       0 0 9位
10        0 0 10位
11       0 0 11位
12       0 0 12位
13       0 0 13位
14       0 0 14位
15       0 0 15位
16       0 0 16位
17       0 0 17位
18       0 0 18位
19       0 0 19位
20       0 0 20位
21       0 0 21位
22       0 0 22位
23       0 0 23位
24       0 0 24位
25       0 0 25位
26       0 0 26位
27       0 0 27位
28       0 0 28位
29       0 0 29位
30       0 0 30位
31       0 0 31位
32       0 0 32位
33       0 0 33位
34 崎原知宙 0.2 女流1級 22  E-03 未参加 0 0 34位
35 伊藤真央 0.1 女流2級 15   E-03 未参加 0 0 35位
36 竹内優月 0.1 女流2級 13   E-03 未参加 0 0 36位
37 岩崎夏子 0.1 女流2級 13   E-03 未参加 0 0 37位

勝敗欄の太数字は1回戦の対局結果。成績順の*印は未確定順位(休場による延期局を除く)。


途中休場者
途中復帰者

別日程の対局(★)下線は休場者=全休者を除く)


_回戦

不戦の対局

_回戦
第5期女流順位戦 D級 勝敗表
白玲戦
棋戦の分類 女流タイトル戦
正式名称 ヒューリック杯白玲戦
開催概要
開催時期 8月 - 10月
初回開催 2021年度
持ち時間 4時間
番勝負 七番勝負
優勝賞金 1,500万円[1]
主催 ヒューリック日本将棋連盟
公式サイト ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦
記録
現白玲 西山朋佳第3期
最多優勝 西山朋佳(通算2期 / 第1期、第3期)
最長連覇 該当者なし
テンプレートを表示
女流順位戦
棋戦の分類 白玲戦の予選
開催概要
開催時期 10月 - 翌年7月
初回開催 2020年度(第1期)
持ち時間 A級、B級:3時間
C級、D級:2時間
主催 ヒューリック日本将棋連盟
公式サイト ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦
記録
テンプレートを表示

ヒューリック杯白玲戦(ヒューリックはいはくれいせん)は、ヒューリック日本将棋連盟が主催する将棋の棋戦(女流タイトル戦)[2]。女流棋戦では唯一の七番勝負であり、勝者は白玲のタイトル称号を得る。白玲のタイトル保持者は序列1位となり、優勝賞金は女流棋戦の過去最高となる1,500万円[1]

本項目では、白玲戦の挑戦者決定のために実施される女流順位戦(じょりゅうじゅんいせん)についても述べる。

2020年11月13日に第1期女流順位戦が開幕し、第1期白玲戦七番勝負は2021年9月~10月に実施[3]

概要

女流タイトル戦「白玲戦」の優勝賞金は1,500万円[1]で、竜王戦七番勝負敗者賞金1,650万円に匹敵する額であり、女流棋戦では序列2位の清麗戦(700万円)の2倍以上となる。タイトル名「白玲」の由来は「『令』和の『王』者が真っ『白』なページに時代を刻む」[4]。なお、本棋戦の創設に伴い、ヒューリックが創設し第2期まで主催してきた清麗戦は、第3期から大成建設の主催に移行された[3]。会見でヒューリックの西浦三郎会長は「本当の意味の実力が出てくるのではないかと、順位戦という形をとらさせていただいた。女流棋士にはもっと強くなってほしい」と述べた[5]

本棋戦の成績による「白玲獲得で女流三段」「A級昇級で女流二段」「B級昇級で女流初段」「C級昇級で女流1級」の独自の昇段規定が設けられた[6]。また、本棋戦の創設により、女流棋戦も(男性)棋戦と同じ8タイトルとなった。

2020年のリコー杯女流王座戦で初めて導入された「リコーAI自動記録システム(リコー棋録)」を白玲戦においても導入することが発表された[7]。2021年1月29日の対局から使用されている。

2022年開始の第3期より、棋戦名における冠名の表記順に変更があり、それまでの「期数・冠名・棋戦名」の順(第2期ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦)から「冠名・期数・棋戦名」の順(ヒューリック杯 第3期 白玲戦・女流順位戦)の名称で行われている。

方式

予選は「女流順位戦」という独立した名称となり、白玲のタイトル保持者を頂点として上からA級、B級、C級、D級に階級を分けて年度ごとに昇降級する制度を採用し、「名人戦・順位戦」の制度を女流棋戦において踏襲した形式となる[3][注釈 1]。棋戦のシステム上、女流順位戦の参加者は女流棋士のみとなっている[注釈 2]

現行の方式

第2期では、第1期女流順位戦の成績順位(1-64位)に基づき、以下の様にクラス分けされる。

  • 白玲 : 第1期 1位の女流棋士
  • A級 (定員10名) : 第1期 2位-11位 の女流棋士
  • B級 (定員10名) : 第1期 12位-21位 の女流棋士
  • C級 (定員20名) : 第1期 22位-41位 の女流棋士
  • D級 (定員なし) : 第1期 42位-64位 の女流棋士 および 第1期不参加の女流棋士

白玲を除くA-D級の各組でリーグ戦形式による「女流順位戦」を行なう。

  • A級とB級のリーグ戦はいずれも10人による総当たり9回戦制、C級とD級のリーグ戦は事前抽選による8回戦制で行なう[注釈 3]
  • リーグ戦成績により順位付けを行なう(同成績の場合は開始時の順位に基づく)。
    ただし、A級の成績最上位者が複数いる場合はプレーオフ(パラマス方式)を実施する。
  • A級の優勝者(成績最上位者)は「白玲戦」の挑戦者として七番勝負に進出する[6]
  • 各クラスの「成績下位者」と「下位クラスでの成績上位者」同士で次期クラスを入れ替える(昇級・降級)。

第3期以降は、前期成績に基づき昇・降級を反映した各クラスにおいて、同じようにリーグ戦形式による「女流順位戦」を行なう。

クラスと昇級・降級[9]
クラス 定員 白玲戦・順位戦の

対局数

持ち時間 昇級など 降級・降級点
白玲 01人 挑戦者と七番勝負 04時間 挑戦者に4勝で白玲位防衛 挑戦者に4敗で白玲位失冠→次期 A級(1位)
A級 10人 総当たり 9戦(原則)
+プレーオフ
03時間 【挑戦者】
白玲に4勝で白玲位獲得
【降級】
成績下位の2名→次期 B級
B級 10人 総当たり 9戦(原則) 【昇級】
成績上位の2名→次期 A級
【降級】
成績下位の3名→次期 C級
C級 20人 同クラス内で 8戦 02時間 【昇級】
成績上位の3名[注釈 4]→次期 B級
【降級】
成績下位の4名→次期 D級
D級 不定 【昇級】
成績上位の4名[注釈 4]→次期 C級
【降級点】
成績下位(参加人数4.5人につき1人の割合)
  • 持ち時間は全てチェスクロック方式。
  • 新規に女流プロ入りした女流棋士が女流順位戦に初参加する場合、原則としてD級下位からの参加となる(第2期以降)。
  • 女流順位戦からの陥落者が、「規定条件」(下記参照)を満たして女流順位戦に復帰する場合は、D級下位からの復帰となる。
  • C級以下で全勝者が昇級枠以上発生した場合は、次期上位クラスの降級人数を増やして人数調整を行う。途中休場による不戦敗を含めて降級(降級点)に相当する成績となった場合や、前期を休場し張出となったまま再度休場した場合も降級(降級点)の対象となる。
  • 定員のあるC級以上で引退等により欠員が生じた場合、欠員が生じたクラスより下位のクラスで欠員分の昇級枠を増やして人数調整を行う。A級が欠員1で参加者9人の場合、白玲挑戦者1名と降級2名は変更されず、B級・C級・D級の昇級枠が通常より1名増やされる。
  • リーグ戦実施期間を一時的に休場する場合は、可能な限り対局日程の変更で対応する[9]
  • 対局は基本的にA・B級、C級、D級をそれぞれ同日に行う。10月から7月にかけて月1回行われるが、原則として2月は対局を行わない。1月は基本的にA・B級のみで、C・D級では参加人数が奇数になった場合のみ行われる。

D級降級点

女流順位戦のA級、B級、C級での成績下位者は次期下位クラスへと降級となるのに対し、D級の成績下位者は降級とならず「降級点」を付けられる。

女流順位戦D級降級点に関する規定
  • D級降級点は「参加人数4.5人につき1人の割合」で成績下位者に付与される。
  • D級降級点3つの付与で、女流順位戦D級から降級となり女流順位戦への参加権を失う
    • 1つ目のD級降級点は、D級在籍中は消去されない。
    • 2つ目のD級降級点は、D級で勝ち越し(5勝以上)の条件を満たせば消去される。
      • 棋士の順位戦での降級点規定と異なり、D級降級点は2期連続指し分け(4勝4敗)では消去されない。
  • C級に昇級、またはD級から降級した場合、降級点は全てリセットされる。再度D級に在籍する場合、1年目は降級点0となる。
  • 女流順位戦D級から降級・陥落した女流棋士は、次の「規定条件」を満たせば女流順位戦D級に復帰できる。復帰までの期限は設けられていない。
  • 女流順位戦D級成績下位者に与えられる「D級降級点」は、例年4月1日公表の引退女流棋士の判断根拠となる「女流棋士引退規定」による「降級点」とは異なる制度である。
    • これらの異なる「降級点」は合算されない。
    • 「女流棋士引退規定」における「降級点規定」により引退該当者となったのち、女流順位戦で「D級降級点」を付与・累積状態で引退した事例がある[注釈 5]

過去の方式

第1期

第1期女流順位戦
  • 順位決定リーグ戦:64名の女流棋士[注釈 2]が8名1組とするAからHまでの8組に分かれての総当たりリーグ戦持ち時間は2時間(チェスクロック方式)。同成績で並んだ場合は該当者同士のリーグ戦での勝敗・成績で順位を決定し、順位が決定しない場合はトーナメント形式でのプレーオフを行う[9]
  • 順位決定トーナメント戦:AからHまでの各組同順位者8名による順位決定戦。
第1期白玲戦 七番勝負
各組1位による順位決定トーナメント戦の決勝(1位・2位決定戦)に進出した2名による七番勝負。持ち時間は4時間(チェスクロック方式)。第2期以降はタイトルホルダー(白玲)と女流順位戦・A級で優勝した女流棋士による対戦となる。

白玲戦七番勝負・女流順位戦A級の歴代記録

七番勝負勝敗(白玲側から見た勝敗)
○:勝ち  ●:負け  千:千日手  持:持将棋
白玲戦七番勝負
太字 :白玲獲得者(七番勝負勝者) 太字Q :クイーン称号獲得者(七番勝負勝者)
女流順位戦A級リーグ
白玲挑戦者 / 当期昇級者 / 次期降級者 / 0引退など(降級以外)
  • 順位はリーグ成績順位(第1期は順位決定戦の順。数字はリーグ順位)
  • 着色は白玲獲得経験者。
年度 白玲戦 七番勝負 女流順位戦 順位決定戦
(リーグ戦A-H組 各組1位によるトーナメント)
( 各組2位によるトーナメント
上位3名
)

注記
挑戦者 勝敗 挑戦者 1-2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位
1 2021 西山朋佳 ○○○○--- 渡部愛 西山
渡部
里見 加藤 伊藤 石本 加藤 中井 鈴木 甲斐 山根
( トーナメント
成績順
)

年度 白玲戦 七番勝負 女流順位戦 A級 (当期成績順、数字はリーグ順位) 注記
白玲 勝敗 挑戦者 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
2 2022 西山朋佳 ●●○○●○● 里見香奈 2.里見 4.伊藤 6.加藤 7.中井 3.加藤 9.甲斐 10.山根 1.渡部 5.石本 8.鈴木 (リーグ成績順)
3 2023 里見香奈 ●○○○●●○ 西山朋佳 1.西山 2.伊藤 3.加藤 7.山根 10.上田 5.加藤 6.甲斐 8.渡部 4.中井 9.中村△▼ (リーグ成績順)
4 2024 西山朋佳 ------- 1.福間 2.伊藤 3.加藤 4.山根 5.上田 6.加藤 7.渡部 8.塚田 9.石本 (欠員1) (リーグ開始順位)
参加人数
合計 白玲 A級 B級 C級 D級
1 64人 (クラス分けなし)
2 68人 1 10 10 20 27
3 73人 1 10 10 20 32
4 76人 1 9 10 20 36

白玲戦・女流順位戦A級の記録

(第3期終了まで)
タイトル白玲獲得 七番勝負出場 挑戦 A級在籍(白玲在位含む)
最多 西山朋佳 2期 西山朋佳 3期 西山朋佳 2期 西山朋佳他 2期
連続 (連覇 該当者なし) 西山朋佳 3期連続 (該当者なし) 西山朋佳他 2期
最年少 第1期 西山朋佳 26歳 第1期 西山朋佳 26歳 第2期 石本さくら 22歳
最年長 第2期 里見香奈 30歳 第2期 里見香奈 30歳 第3期 中井広恵 53歳

通算成績

  • 記載は白玲獲得・挑戦者またはA級在籍経験者に限る。
  • 太字は永世位獲得者または最多記録。「*」は継続中の記録。
  • 「A級」は 現白玲 および 第3期A級在籍者(A級在籍は白玲在位も含む)。
記録は第3期終了時まで (A級在籍期数は第3期まで)
女流棋士 A級 白玲
在位期数
七番勝負
出場期数
A級在籍期数
(第2期以降)
通算 連続 通算 連続 通算 連続
にしやま ともか 西山朋佳 1 白玲 2* 1* 3* 3* 2* 2*
ふくま かな 福間香奈 2 A級 1 1 2* 2* 2* 2*
わたなへ まな 渡部愛 2 A級 0 0 1 1 2* 2*
いとう さえ 伊藤沙恵 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
かとう ももこ 加藤桃子 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
なかい ひろえ 中井広恵 3 A級 0 0 0 0 2* 2*
かとう けい 加藤圭 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
かい ともみ 甲斐智美 9 A級引退 0 0 0 0 2* 2*
やまね ことみ 山根ことみ 2 A級 0 0 0 0 2* 2*
うえた はつみ 上田初美 2 A級 0 0 0 0 1* 1*
なかむら まりか 中村真梨花 3 A級 0 0 0 0 1* 1*
いしもと さくら 石本さくら 4 - 0 0 0 0 1 1
すすき かんな 鈴木環那 4 - 0 0 0 0 1 1

女流順位戦の記録

凡例
00 :白玲獲得者0 太字 :挑戦権獲得者0 00 :引退0
  • 年度は対応する白玲戦のものを表示している。
例年、白玲戦は8月からの開催であり、予選にあたる女流順位戦はその前年10月より行われる。
  • 総数は白玲を含んだ女流順位戦参加人数。
第1期 - 第4期
年度 白玲 A級 (定員10) B級 (定員10) C級 (定員20) D級 総数
(人)
挑戦者 降級 A昇級 降級 B昇級 降級 C昇級 降級点 降級ほか 新加入
1 2021
-
西山
渡部
( 順位決定戦を実施 )
64
2 2022 (第1期白玲)
西山朋佳
10人 10人 20人(うち全休2) 27人(うち全休1) 68
(8-1)
里見香
石本
鈴木
中村真(7-2)
上田(7-2)
武富
伊奈川
小高
室田(7-1)
山田久(7-1)
野原(6-2)
矢内
川又
和田は
村田
加藤結(7-1)
田中(7-1)
山口恵(6-2)
貞升(6-2)
山口絵*
北尾*
安食*
石高*
脇田*
(引退)
山口絵
安食
内山あや
山口稀良莉
大島綾華
田中沙紀
3 2023 里見香奈 10人 10人 20人(うち全休1) 32人 73
(8-1)
西山
中井
中村真
(引退)
甲斐
塚田(8-1)
石本(5-4)
千葉
岩根
山田久
伊奈川(7-1)
和田あ(7-1)
武富(5-3)
竹部
船戸
宮宗
大島(7-1)
渡辺(6-2)
内山(6-2)
(6-2)
相川*
長沢*
斎田*
山口仁*
北尾**
井道*
*
(引退)
北尾
佐々木海法
岩佐美帆子
榊菜吟
鎌田美礼
木村朱里
梅津美琴
松下舞琳
4 2024 西山朋佳 9人 /欠員 -1 10人 20人 36人 76
(7-1)
福間(里見)
伊藤沙
渡部
塚田
和田あ(7-2)
鈴木(6-3)
香川(6-3)
室田
北村
中村真
千葉(6-2)
岩根(6-2)
頼本(6-2)
加藤結(6-2)
礒谷真
藤井
渡辺
山田久
佐々木(7-1)
高浜(6-2)
長谷川(6-2)
長沢(6-2)
久保(6-2)
(引退)
船戸
中村桃
久保翔子
今井絢
宮澤紗希
森本理子
砂原奏
磯谷祐維

不参加者:早水千紗(第1-4期:休場)、山田朱未(第1-4期:休場)

女流順位戦にまつわる記録

女流順位戦参加(白玲在位含む)
  • 最年少(初)対局 : 木村朱里7001140000000000000♠14歳3か月 、第3期=D級1局目)
  • 最年長対局 : 長沢千和子7001600000000000000♠60歳0か月 、第4期=D級8局目<最終局>)
  • 最年長初対局 : 長沢千和子(7001570000000000000♠57歳4か月 、第2期=D級1局目)
女流順位戦各級在籍記録
スタブアイコン

この項目は、将棋に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:ボードゲーム)。

  • 表示
  • 編集
  • A級
    • 連続在籍(白玲在位を含む)西山朋佳(連続4期、第1期-第4期
    • 連続在籍(白玲在位を除く)伊藤沙恵ほか、計5名[注釈 6](連続3期、第2期-第4期)
    • 通算在籍(白玲在位を含む)西山朋佳(通算4期、第1期-第4期
    • 通算在籍(白玲在位を除く)伊藤沙恵ほか、計5名(通算3期、第2期-第4期)
    • 最年長在籍:中井広恵7001540000000000000♠54歳0か月 、第3期=9局目<最終局>
    • 最年少在籍:石本さくら7001220000000000000♠22歳9か月 、第2期=1局目
  • B級
  • C級
    • 連続在籍:室谷由紀ほか、計8名[注釈 7](連続3期、第2期-第4期
    • 通算在籍:室谷由紀ほか、計8名(通算3期、第2期-第4期)
    • 最年長在籍:山田久美7001570000000000000♠57歳5か月 、第4期=8局目<最終局>
    • 最年少在籍:野原未蘭7001180000000000000♠18歳2か月 、第2期=1局目
  • D級
    • 連続在籍:
    • 通算在籍:
    • 最年長在籍:長沢千和子7001600000000000000♠60歳0か月 、第4期=8局目<最終局>
    • 最年少在籍:木村朱里7001140000000000000♠14歳3か月 、第3期=1局目
女流順位戦連勝記録
  • 最多連勝記録:10連勝 - 伊藤沙恵(第2期A級を6連勝、第3期A級を4連勝)
  • A級最多連勝記録:10連勝 - 伊藤沙恵(第2期A級を6連勝、第3期A級を4連勝)
  • 初参加からの最多連勝記録:4連勝 - 鎌田美礼(第3期D級を4連勝)
女流順位戦リーグ戦全勝者
  • 該当者なし(第2期-第4期)

関連番組

2020年12月より2021年11月までの12回、BSフジにて本棋戦の第1期を扱ったドキュメンタリー『白玲〜初代女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された[10][11]。ナレーションは早見沙織が担当した。

2022年5月より12月までの8回、BSフジにて本棋戦の第2期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された。ナレーションは伊藤かりんが担当した。

2023年1月より12月までの12回、BSフジにて本棋戦の第3期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送された。ナレーションは佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)が担当した。

2024年1月より毎月1回、BSフジにて本棋戦の第4期を扱った『白玲〜女流棋士 No.1 決定戦〜』が放送される。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ かつては「女流プロ名人位戦」において、A級、B級、C級に分けた階級別の昇降級リーグ戦方式を採用していた。制度を改定した現在の女流名人戦は、リーグ戦方式の挑戦者決定戦と、リーグ参加者一部入れ替えで予選トーナメント方式の併用になっている。
  2. ^ a b 第1期のみ、リーグ戦開始時に女流棋士ではない奨励会員の西山朋佳女流三冠も棋戦参加者に含む。西山の参加は、棋戦主催者であるヒューリック西浦会長が将棋連盟に要望したことであった[8]。なお、西山はリーグ戦期間中に奨励会を退会して女流棋士に転向している。
  3. ^ 定員に対する人数の過不足により、C級とD級の在籍人数が奇数の場合は「抜け番」を含めた9回戦制(一人8局)で行なう。
  4. ^ a b 全勝者は人数を問わず全員昇級
  5. ^ 2022年4月1日付で引退該当者となった安食総子女流初段(女流順位戦 D級在籍)の場合、2022年度の第2期女流順位戦D組の最終局(2022年7月)を以って引退となった。結果としてD級全局終了時点で降級点対象者であったが、2022年4月初頭時点で引退該当者として公表されていた。
  6. ^ 伊藤沙恵、加藤桃子、渡部愛、山根ことみ、加藤圭の5名。
  7. ^ 室谷由紀、清水市代、中澤沙耶、本田小百合、藤井奈々、頼本奈菜、礒谷真帆、藤田綾の8名。

出典

  1. ^ a b c “賞金最高額の1500万円 女流8つ目タイトル「白玲戦」を新設 ”. 東京新聞. 2023年7月4日閲覧。
  2. ^ “ヒューリック会長「一番強い女流棋士決めたい」”. 産経ニュース (2021年11月5日). 2021年11月5日閲覧。
  3. ^ a b c “女流新棋戦創設と主催者交代について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2020年10月6日閲覧。
  4. ^ “八つ目の新女流棋戦「白玲戦」 11月に開幕、優勝賞金は過去最高1500万円” (jp). Mainichi Daily News. (2020年10月6日). https://mainichi.jp/articles/20201006/k00/00m/040/179000c 2020年10月6日閲覧。 
  5. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月6日). “将棋で8つ目の女流タイトル戦創設 ヒューリック杯白玲戦女流順位戦”. 産経ニュース. 2020年10月6日閲覧。
  6. ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月6日). “将棋で8つ目の女流タイトル戦創設 ヒューリック杯白玲戦女流順位戦”. 産経ニュース. 2020年10月6日閲覧。
  7. ^ “「リコー将棋AI棋譜記録システム」をヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦に導入|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2021年2月1日閲覧。
  8. ^ マンスリー将棋 ヒューリック会長「一番強い女流棋士決めたい」 - 産経新聞(2021年11月5日)
  9. ^ a b c 将棋世界2020年12月号。
  10. ^ BSフジ新番組「白玲~初代女流棋士 No.1 決定戦~」が12月20日14時より放送開始日本将棋連盟公式サイト 2020年12月14日
  11. ^ “白玲 ~初代女流棋士No.1決定戦~|BSフジ”. www.bsfuji.tv. 2021年6月6日閲覧。

関連項目

  • 棋聖戦 (将棋) - ヒューリック特別協賛の将棋のタイトル戦

外部リンク

  • ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦 - 日本将棋連盟
白玲 歴代タイトル保持者
2020年代
白玲
A級
B級
C級
D級
次期参加
休場
数字は順位 / 名前横の「」は今期休場者 / D級の「*」は降級点の数(3つで女流順位戦の参加資格を失う)
「次期参加」は組み合わせ抽選基準日以降にプロ入りした女流棋士(当期は未参加) / 「休場」は第1期からの休場者(棋戦未参加)
  • 01 (2021)
  • 02 (2022)
  • 03 (2023)
  • 04 (2024)
  • 05 (2025)
  • 06 (2026)
  • 07 (2027)
  • 08 (2028)
  • 09 (2029)
  • 10 (2030)
将棋の棋戦
タイトル戦
各期一覧
  • 各期の竜王戦
  • 各期の名人戦・各期の順位戦
  • 各期の王位戦
  • 各期の叡王戦
  • 各期の王座戦
  • 各期の棋王戦
  • 各期の王将戦
  • 各期の棋聖戦

その他の
棋戦
全棋士参加棋戦
一部棋士参加可
準公式戦・非公式戦
(休止・終了)
  • ⇒ 休止・終了棋戦

女流
タイトル戦
各期一覧
  • 各期の白玲戦・女流順位戦
  • 各期の清麗戦
  • 各期のマイナビ女子オープン
  • 各期の女流王座戦
  • 各期の女流名人戦
  • 各期の女流王位戦
  • 各期の女流王将戦
  • 各期の倉敷藤花戦

その他の
女流棋戦
(休止・終了)
  • ⇒ 休止・終了棋戦
カテゴリ カテゴリ
スタブアイコン

この項目は、将棋に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:ボードゲーム)。

  • 表示
  • 編集

棋戦未参加者(第5期)

(段位・級位は棋戦開始時点、今期開始後の昇級者はプロ入り時点の級位)

  • 早水千紗 女流三段 (第1期から未参加 / 棋戦創設前からの休場による)
  • 山田朱未 女流二段 (第1期から未参加 / 棋戦創設前からの休場による)

脚注・出典

出典

成績順 出典

脚注

関連項目

  • Template:第5期女流順位戦/A級
  • Template:第5期女流順位戦/B級
  • Template:第5期女流順位戦/C級
  • Template:第5期女流順位戦/D級

0

外部リンク

  • ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦 |棋戦|日本将棋連盟
    • ヒューリック杯 第4期 白玲戦・女流順位戦 A級 (日本将棋連盟)
    • ヒューリック杯 第4期 白玲戦・女流順位戦 B級 (日本将棋連盟)
    • ヒューリック杯 第4期 白玲戦・女流順位戦 C級 (日本将棋連盟)
    • ヒューリック杯 第4期 白玲戦・女流順位戦 D級 (日本将棋連盟)