「自由の値」(Find the Cost of Freedom)は、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングが1970年に発表した楽曲。
概要
後述のとおり、1969年8月のウッドストック・フェスティバルですでに披露されていた。スティーヴン・スティルスが作詞作曲した。
1970年5月4日、ケント州立大学で学生が州兵に銃撃され4人が死亡するという事件が発生。ニール・ヤングはこれに抗議するための曲「オハイオ」を書き上げ、5月21日にスティーヴン・スティルス、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュを集めロサンゼルスのレコード・プラント・スタジオでレコーディングを行った。このときのセッションで同時に録音されたのが本作品である。
同年6月に発売されたシングル「オハイオ」のB面に収録された。その後、1974年8月19日に発売されたベスト・アルバム『ソー・ファー - 華麗なる栄光の道』に収録された。
演奏者
別バージョン
アルバム名 | 録音時期と場所 | 発売日 |
Woodstock: Three Days of Peace and Music | 1969年8月18日、ウッドストック・フェスティバル[2][3] | 1994年8月9日 |
4ウェイ・ストリート | 1970年6月 - 7月 | 1971年4月7日 |
Journey Through the Past | 1970年6月5日、ニューヨーク、フィルモア・イースト | 1972年11月7日 |
Carry On | 1971年10月3日、ボストン、ミュージックホール | 2013年2月12日 |
Déjà Vu Live | 2006年 | 2008年7月22日 |
カバー・バージョン
- スティクス - 『Big Bang Theory』(2005年)に収録。
- ガロ - ボックスセット『GARO BOX』(2006年)に収録[4]。また、1976年3月20日に神田共立講堂で行われた解散コンサートでは、本作品のほか、「ティーチ・ユア・チルドレン」「組曲: 青い眼のジュディ」が演奏された。
- ワイノ&コニー・オークス - 『Labour of Love』(2012年)に収録。
脚注
- ^ 45cat - Crosby, Stills, Nash And Young - Ohio / Find The Cost Of Freedom - Atlantic - USA - 45-2740
- ^ Crosby, Stills, Nash & Young Concert Setlist at Woodstock on August 17, 1969 | setlist.fm
- ^ クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングはフェスティバル3日目(8月17日)に出演したが、日をまたいだ8月18日午前3時に演奏を開始した。
- ^ GARO「GARO BOX」 | MHCL-981/91 | Shopping | Billboard JAPAN
|
---|
|
スタジオ・アルバム | クロスビー、スティルス&ナッシュ (1969)★ デジャ・ヴ (1970) CSN (1977)★ デイライト・アゲイン (1982)★ アメリカン・ドリーム (1988) LIVE IT UP (1990)★ アフター・ザ・ストーム (1994) ルッキング・フォワード (1999) |
---|
ライブ・アルバム | - 4ウェイ・ストリート (1971)
- アライズ (1983)★
- デジャ・ヴ・ライヴ (2008)
- CSN 2012 (2012)
- CSNY 1974 (2014)
|
---|
コンピレーション・アルバム | - ソー・ファー - 華麗なる栄光の道 (1974)
- リプレイ★
- CSN (1991)★
- キャリー・オン (1991)★
- グレイテスト・ヒッツ (2005)★| デモス (2009)★
(★はCS&N) |
---|
楽曲 | |
---|
関連するバンド | |
---|
関連する人物 | |
---|
カテゴリ |