Jaguar (コンピュータ)

Jaguar(ジャガー)は、アメリカオークリッジ国立研究所に設置された、クレイ社が製造したスーパーコンピュータの一つである。2009年11月のTOP500で世界最速とされた。

概要

Jaguarは、ペタスケール(ペタFLOPS級)のスーパーコンピュータで、クレイにより製造され、2008年テネシー州オーク・リッジのオークリッジ国立研究所に設置された。

2008年11月のTOP500ランキングでは2位とされたが、その後ノードの増設とAMD Opteronプロセッサの置き換えなどのバージョンアップを行い、翌2009年11月のTOP500ではピーク時性能が 1,750 テラFLOPS (1.75 ペタFLOPS)以上となり、世界最速のコンピュータとされた。

JaguarはCray XT5システムをベースに、224,256個の Opteron プロセッサコアを搭載し[1]オペレーティングシステムLinuxの1バージョンによって稼働する[2]

参照

  1. ^ “Jaguar”, NCCS, http://www.nccs.gov/computing-resources/jaguar/#XT5-6-Core-Upgrade November 25, 2009閲覧。 
  2. ^ “Jaguar”, TOP500, http://www.top500.org/system/10184 November 20, 2009閲覧。 

外部リンク

  • スパコントップ500、クレイの「Jaguar」が首位に--IBMの「Roadrunner」を破る - CNET Japan(2009年11月の結果)
  • スパコントップ500、首位のIBM「Roadrunner」をクレイ「Jaguar」が猛追 (2008年11月の結果)