サボテンミュージアム

『サボテンミュージアム』
奥田民生スタジオ・アルバム
リリース
録音 2015年7月,2016年8月,2017年3月
RCM STUDIO 3
ジャンル ロック
時間
レーベル RAMEN CURRY MUSIC RECORDS
プロデュース 奥田民生
チャート最高順位
奥田民生 アルバム 年表
奥田民生 生誕50周年伝説"となりのベートーベン"
2016年
サボテンミュージアム
(2017年)
奥田民生になりたいボーイに贈るプレイリスト
(2017年)
『サボテンミュージアム』収録のシングル
  1. 「エンジン」
    リリース: 2017年7月12日
ミュージックビデオ
「サケとブルース MV mix OT special(mono)」
「俺のギター 自慢ver. MV mix OT special(mono)」
「ミュージアム MV mix OT special(mono)」
「白から黒 MV mix OT special(mono)」
「MTRY MV mix OT special(mono)」
「いどみたいぜ MV mix OT special(mono)」
「歩くサボテン MV mix OT special(mono)」
- YouTube
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サボテンミュージアムは、日本のミュージシャン奥田民生の12枚目のアルバム2017年9月6日発売。発売元はラーメンカレーミュージックレコード(RCMR)アナログ盤も同日に発売された。

概要

自主レーベルであるRCMRからの初のオリジナル・アルバム。
前2作のオリジナル・アルバムが奥田一人での多重録音形式で制作されたのに対し、本作は久しぶりに自身のバンドであるMTR&Y(奥田、小原礼湊雅史斎藤有太)によってレコーディングされた。この理由について、奥田は本バンドで定期的にツアーに出て手応えを感じており、このバンドによる「“いい感じ”の音を早く録っておいたほうがいい」という思いがあった事、また順番的にも今回はシンプルなバンドのアルバムがいいと考えていた事を述べている。[2]また、アルバム発売と同時期に、本バンドでの約2年半ぶりのツアー「MTRY TOUR 2018」の告知が行われ、翌2018年4月から6月にかけて開催された。[3]

本作の収録楽曲については、奥田曰くスタジオに入る直前に「ペペッと」書いたものが多いという。約38分余りという、これまでのオリジナル・アルバム(ミニアルバムを除く)では最短の収録時間となったが、アナログ盤でのリリースを前提にしていたため、結果的にこうなったとされている。また、奥田は、本作の満足度について、今までのアルバムの中で一番高いとも述べている。[4]

2017年7月25日から9月5日にかけて、奥田のYouTube公式チャンネルにて、本作収録曲のMVが7週連続で公開された。[5]公開されたのは「サケとブルース」「俺のギター 自慢ver.」「ミュージアム」「白から黒」「MTRY」「いどみたいぜ」「歩くサボテン」の7曲。いずれも奥田が自ら監修・制作している。また、アルバムとは異なるモノラル・ミックス音源となっている。

アルバムの特典として、RCMRのマスコットキャラクター「ヘロさん」がサボテン型の頭巾を被っているデザインのステッカーが付属。その下の「Wチャンス抽選シール」、及び「金のサボテン賞」「銀のサボテン賞」どちらかのシールをセットでハガキに貼ってRCMRまで送付するという形式の応募抽選キャンペーンが実施された。[6]「金のサボテン賞」では奥田のサボテンヘッド・レプリカが10名に、「銀のサボテン賞」では奥田の直筆サイン入りアルバム告知ポスターが50名にそれぞれ贈られた。

収録曲

全作詞・曲:奥田民生

#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.MTRY  
2.いどみたいぜ  
3.サケとブルース  
4.エンジン(先行シングル。ディズニーピクサーカーズ/クロスロード」日本版エンドソング[7])」  
5.ミュージアム  
6.俺のギター  
7.白から黒  
8.歩くサボテン  
9.ゼンブレンタルジャーニー  
10.明日はどっちかな  
11.ヘイ上位  

スタッフ・クレジット

参加ミュージシャン

  • 奥田民生(MTR&Y)- ボーカルギター
  • 小原礼(MTR&Y)- ベース、コーラス
  • 湊雅史(MTR&Y)- ドラムス
  • 斎藤有太(MTR&Y)- キーボード、コーラス

スタッフ

  • 宮島哲博(RCM STUDIO 3)- レコーディング・エンジニア、ミックス・エンジニア
  • グレッグ・カルビ(Sterling Sound, NYC)- マスタリング・エンジニア
  • 毛利嘉一郎(RCMR)- ディレクター
  • 筋野利昭(Mew)- インストゥルメント・テク
  • 向出啓二(SMA)- サポート・インストゥルメント・テク
  • 若山誠治(SMA)- サポート・インストゥルメント・テク
  • 澤口哲(Sawatec)- スタジオ・エンジニア
  • ヒロ西澤 - スタジオ・マネージャー
  • 安齋肇(堀図案室)- アート・ディレクション、デザイン
  • 山口あかね(堀図案室)- アート・ディレクション、デザイン

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “サボテンミュージアム”. ORICON NEWS. 2020年5月21日閲覧。
  2. ^ “奥田民生「サボテンミュージアム」特集“いい感じ”を詰め込んだ「サボテンミュージアム」- 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 2020年5月21日閲覧。
  3. ^ “奥田民生、全20公演の<MTRY TOUR 2018>開催決定”. BARKS. 2020年5月22日閲覧。
  4. ^ “奥田民生「サボテンミュージアム」特集“いい感じ”を詰め込んだ「サボテンミュージアム」- 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 2020年5月21日閲覧。
  5. ^ “奥田民生の新アルバムは『サボテンミュージアム』、7週連続PV公開企画も”. 音楽ニュース : CINRA.NET. 2020年5月22日閲覧。
  6. ^ 2017年9月30日をもって終了。
  7. ^ 本作に先駆けて、シングルと同時発売の「カーズ/クロスロード オリジナル・サウンドトラック」に先行収録された。

外部リンク

  • 『サボテンミュージアム』RELEASE SPECIAL SITE
シングル
オリジナル

1.休日 - 2.愛のために - 3.息子 - 4.コーヒー - 5.悩んで学んで - 6.イージュー★ライダー - 7.恋のかけら - 8.さすらい - 9.月を超えろ - 10.マシマロ - 11.The STANDARD - 12.CUSTOM - 13.花になる - 14.ヘヘヘイ - 15.まんをじして - 16.サウンド・オブ・ミュージック - 17.スカイウォーカー - 18.何と言う - 19.トリッパー - 20.MANY - 21.無限の風 - 22.SUNのSON - 23.最強のこれから - 24.拳を天につき上げろ - 25.風は西から - 26.エンジン - 27.サテスハクション - 28.太陽は見ている

その他
アルバム
オリジナル

1.29 - 2.30 - 3.FAILBOX - 4.股旅 - 5.GOLDBLEND - 6.E - 7.LION - 8.comp - 9.Fantastic OT9 - 10.OTRL - 11.O.T.Come Home - 12.サボテンミュージアム

ベスト
ライブ

1.OKUDA TAMIO LIVE SONGS OF THE YEARS / CD - 2.Gray Ray & The Chain Gang Tour Live in Tokyo 2012- 3.秋コレ 〜MTR&Y Tour 2015〜- 4.奥田民生 生誕50周年伝説“となりのベートーベン"

企画盤

CAR SONGS OF THE YEARS - 奥田民生・カバーズ - BETTER SONGS OF THE YEARS - 僕らのワンダフルデイズ サウンドトラック - 奥田民生・カバーズ2 - 奥田民生になりたいボーイに贈るプレイリスト - カンタンカンタビレ

その他

O.P.KING (O.P.KING)

映像作品
LIVE

tamio okuda TOUR "29-30" - tamio okuda TOURDUST "0-30" - TOUR 1997 股旅 - ひとり股旅 - TOUR 2000 GOLDBLEND - OKUDA TAMIO LIVE SONGS OF THE YEARS / DVD - ひとり股旅スペシャル@広島市民球場 - okuda tamio Cheap Trip 2006 - okuda tamio FANTASTIC TOUR 08 - OKUDA TAMIO JAPAN TOUR MTR&Y 2010 C.C.Lemon Hall - ひとり股旅スペシャル@厳島神社

PV

OT clips of the years - OT clips of the years Vol.2

その他

END OF SUMMER (O.P.KING)

楽曲
ユニット
関連項目
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