デイリー・ビューグル社
デイリー・ビューグル社(Daily Bugle、略称:DB)[1]は、マーベル・コミックのスパイダーマンに登場するニューヨーク市の架空の新聞社。この会社は『Marvel Mystery Comics』第18号(1941年4月)の『HUMAN TORCH AND TRO』というジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチが活躍する話で登場したが、会社自体は『ファンタスティック・フォー』第2号(1962年1月)で初めて描写された[2]。
Daily Bugle | |
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出版情報 | |
出版社 | マーベル・コミック |
初登場 |
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製作者 | |
物語内 | |
ビジネスの種類 | 新聞発行 |
オーナー |
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社員 |
歴史
1898年にデイリー・ビューグルが設立されて以来、毎日つづくように新聞が印刷されている。デイリー・ビューグルは、ライバル新聞社のデイリー・グローブ社と同じくタブロイド判で印刷されている。ビューグル社のCEO社長・兼・編集長であるJ・ジョナ・ジェイムソンは、高校生のときにデイリー・ビューグルの記者でジャーナリストとしての仕事を始めた。彼は当時、経営不振の危機に迫っていたデイリー・ビューグル社を、亡くなった義父から相続した資金で購入し、大手新聞社に作り替えたという。ときどき作られる雑誌の中には、復活した「The NOW」や、今では廃刊となってみられない「Carol Danvers」などがある。
1936年、ジェイムソンが39丁目2番街にあるグッドマン・ビルを購入し、編集・出版を専門の新聞社だけをそこに移転した。現在のデイリー・ビューグル社は46階建てとなっており、高さ9.1メートルの屋上にはデイリー・ビューグルのロゴが立てられている。建物の裏側には裏通りから通ることができ、そこに荷積み場がある。3階には本社の編集事務所、2つの地下階には印刷室があり、残りの階は住居者が泊まるための賃貸部屋がある。
所属スタッフ
- J・ジョナ・ジェイムソン(社長)
- ジョセフ・ロビー・ロバートソン(編集長)
- ベティ・ブラント(記者)※以前は秘書を務めていた。
- グローリー・グラント(管理アシスタント)
- ベン・ユーリック(英語版)(記者)※下記のサリーと共にフロントライン社を設立した。
- サリー・フロイド(記者)
登場作品
テレビ
- スパイダーマン'67
- この作品では"DAILY BUGLE"は赤いロゴで太く描かれている。所属しているスタッフの中で姿が見られるのは、ジェイムソンを含むベティ・ブラント、ピーター・パーカーだけだが、シーズン2以降ではハモンド記者が登場したことがある。子供(名称:ペーパーボーイ)が新聞を配る際、「号外、号外!ライノが警察の捜査網から脱走だ!デイリー・ビューグル社の新聞を是非読んでー!(第8話『Horn of The Rhino』より)」と叫んでいた。社内には編集室のほか、印刷室、清掃室があり、外ではスイングドアで簡単に出入りができる。その清掃室では、ピーター・パーカーがスパイダーマンに変身するときに使うときがある。
- スパイダーマン'81
- この作品では、ロビー・ロバートソンが新たに加わったほか、ジェイムソンの甥のモーティマーも所属している。
- Spider-Woman
- 「The Congo Spider」で登場。
- スパイダーマン'94
- "DAILY BUGLE"は薄黄のロゴで描かれている。エレベーターがあり、リアル的なオフィスで描かれている。本社の所属スタッフにはグローリー・グラントも含まれる。
- X-メン:エボリューション
- 「天使のつばさ(On Angel's Wings)」で登場。
- 新聞紙の自体は実写映画版に寄せており、本社のビルをフラットアイアンビルを中心としているのも大きな特徴の1つ。
- デイリー・ビューグル・コミュニケーションズとも呼ばれており、J・ジョナ・ジェイムソン(声優:J・K・シモンズ、日本語吹き替え版:町田政則)がテレビキャスターとなってスパイダーマンを中傷する生中継をしている。
ドラマ
- The Amazing Spider-Man
- ロサンゼルスで撮影されたビルで、ピーター・パーカー、J・ジョナ・ジェイムソン、ロビー・ロバートソン、グローリー・グラント、ジュリー・マスターがいる。
映画
実写映画
- 本社はフラットアイアンビルに置かれ、J・ジョナ・ジェイムソン(J・K・シモンズ、日本語吹き替え版 - 立川三貴)が編集長、ロビー・ロバートソン(演:ビル・ナン、日本語吹き替え版 - 石住昭彦)が副編集長、ベティ・ブラント(演:エリザベス・バンクス、日本語吹き替え版 - 満仲由紀子(初代)→本田貴子(2代目))、ピーター・パーカー(演:トビー・マグワイア、日本語吹き替え版 - 猪野学)が従業員として所属している。ホフマン(演:テッド・ライミ、日本語吹き替え版 - 飛田展男)は映画オリジナルでの登場人物で、いつものようにジェイムソンから嫌がらせを受けている。
- デアデビル
- ベン・ユーリックがニューヨーク・ポスト社で勤務している。この頃はまだ、デイリー・ビューグル社の映画化権をコロムビア・ピクチャーズが持っていたため、このような状態となっている。
- マーク・ウェブ版スパイダーマン
アニメーション映画
- スパイダーマン:スパイダーバース(2018年)
- 回想シーンで登場する。
ゲーム
脚注
- ^ The Amazing Spider-Man #554 – "Burned!"
- ^ “Spider-Man: 15 Things You Didn't Know About the Daily Bugle”. Screen Rant (July 24, 2017). 2024年6月27日閲覧。
外部リンク
- The Daily Bugle at Marvel.com
- TheDailyBugle.net official Marvel Cinematic Universe tie-in website